BUSINESS | 2025/08/05

いちばん売れてるメール本が刷新
変化する働き方とチャット時代に対応し、信頼を築くメール術を指南

人気ビジネス書 「気のきいた短いメールが書ける本」 の最新版が登場

FINDERS編集部

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“短いけれど失礼がない”メール術

11万部を超えるロングセラーとなったビジネスメール指南書『新版 気のきいた短いメールが書ける本 そのまま使える! 短くても失礼のないメール術』(著者・中川路亜紀氏・ダイヤモンド社) が、働き方の変化に即した内容へと刷新された。

本書は、実践できるメール術を豊富な文例とともに紹介した1冊。
チャットやオンライン会議と共存する現代の働き方において、相手との信頼関係を築くために欠かせないツールとなっているメール。しかし、ていねいさばかりが先行して冗長になったり、簡潔すぎて冷たく受け取られたりすることで、コミュニケーションに齟齬が生まれることも少なくない。本書は、そうしたメール特有の “難しさ” を解消し、時間をかけずに要点を押さえつつも、相手に好印象を残す文章のコツを丁寧に解説している。

アポイントの依頼やお詫び、依頼、催促、断りといったビジネスで日常的に発生するシーンごとに、具体的な文例を掲載。また、「返事の後回しはあり?」 「複雑な用件をすっきり伝える」 といった15のポイントを通じて、メール作成の基本姿勢やマインドセットについても掘り下げている。

さらに注目すべきは、リモートワークやビジネスチャットの利用が一般化するなかで、メールとチャットの使い分け方や、グループチャットでの注意点といった現代の働き方に合わせた新項目も収録されている点である。

必要な情報を“短く、気がきいた形で”届けるメールは、ただ情報を伝えるだけでなく、相手への敬意や信頼を示す行為でもある。本書は、若手社員にとってはメールの基礎を学ぶ入門書として、中堅・ベテランにとっては自身のやり方を見直すチェックリストとしても活用できる内容となっている。

著者の中川路亜紀氏は、ビジネスコミュニケーションに関する著作や講演を多数手がけており、本書にもその経験が余すことなく注ぎ込まれている。いまやメールは 「早く・短く・でも失礼なく」 が鉄則。本書は、そのスキルを自然に身につけられる1冊として、多くのビジネスパーソンの心強い味方となるだろう。


「新版 気のきいた短いメールが書ける本 そのまま使える!短くても失礼のないメール術」
著者:中川路亜紀
定価:1,760円 (税込)
発売日:2025年7月30日
発行:ダイヤモンド社
判型:四六判・並製・2C・240頁

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