CAREER | 2025/10/06

若き才能332作品から32作品が一次審査へ 「U-22プログラミング・コンテスト2025」 事前審査結果発表

AI活用や地域連携型の挑戦も目立つ、次世代エンジニアによる多彩な作品が集結

FINDERS編集部

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AIや言語開発まで、多様なテーマで挑む若き制作者たち

若手クリエイターの登竜門として知られる「U-22プログラミング・コンテスト2025」で、332作品の中から事前審査を通過した32作品が発表された。主催はU-22プログラミング・コンテスト実行委員会(委員長:江草陽太/さくらインターネット株式会社)。

公式Webサイト 事前審査結果
https://u22procon.com/result/

今年は、作品やプレゼン資料の制作にLLMをはじめとする生成AIを活用するケースが増加し、若い制作者たちが通信プロトコルや独自言語開発といった専門性の高い領域に果敢に挑戦している点が特徴だ。

通過作品には、東京大学の学生が開発した次世代AI統合型ブラウザ「DAWAI」や、苫小牧工業高等専門学校による仮想身体装置「Base Physics Gear」、高校生が制作したスポーツイベント管理システム「Celeritas」など、アイデアと技術が結びついたプロジェクトが並ぶ。さらに、中学生による独自言語コンパイラ「Jsonpiler」や、東京農工大学生による論文執筆支援ツール「ALTicle」といった作品も登場し、幅広い年齢層が各々の関心領域で成果を発揮している。

また、AWSが全国で実施する「デジタル社会実現ツアー2025」と連携し、地域創生や社会課題の解決を目指すAIプログラミングコンテストからも7地域の優秀作品が応募。そのうち3作品が一次審査へと駒を進めた。

通過した32作品は今後、一次審査を経て16作品に絞られ、11月30日(日)にアマゾンウェブサービスジャパン合同会社にて開催される最終審査会で、経済産業大臣賞(副賞50万円)をはじめとする各賞が決定する。当日のプレゼンテーションはYouTube Liveでも配信され、視聴者投票による「視聴者賞」も予定されている。

未来のエンジニアたちが繰り広げる競演の行方に注目が集まる。


U-22プログラミング・コンテスト2025
最終審査会:2025年11月30日(日) 11:50~19:00(予定)
会場:アマゾンウェブサービスジャパン合同会社

YouTube Live 配信URL
https://youtube.com/live/3TiCIBXaeQM

U-22プログラミング・コンテスト公式Webサイト
https://www.u22procon.com/