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NFTアートの危ういところ、その対策はあるのか?【連載】NFTが起こすデジタルアートの流通革命(4)
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  • 2021.07.27
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NFTアートの危ういところ、その対策はあるのか?【連載】NFTが起こすデジタルアートの流通革命(4)

現状できるリスク回避として何ができるのか?

まだ法的には整備されていないNFTアートではありますが、リスクを回避する方法はあるのでしょうか?

アーティストとしては、勝手に誰かが作品を出品するというのは、非常に怖いことなので、それを防ぐという意味では、『大きなマーケットプレイスでNFTアートとして登録する』というのが、一つの対策だと思います。

まったく、どこにも登録していないと、他人が登録したのを否定するのが難しくなってきます。すべての作品を登録するのは大変ですが、アーティストとして登録し、NFT化した作品があれば、さすがに同じアーティストの作品を勝手に登録しようとはしないでしょう。また、同じ傾向の作品ということで、誰の作品なのか鑑定する場合の材料にもなります。

では、NFTアートを購入する側は、どのような点に注意すべきでしょうか?

購入する側としては、NFTマーケットプレイスの特徴をよく知ること、購入するアート作品についてよく調べることになるかと思います。

マーケットプレイスは、それぞれ特徴があり、nanakusaのように審査を行っているところもあります。あるいは、特定のジャンルだけを扱うといったマーケットプレイスもあります。そういった特徴を知った上で、検討することは大事でしょう。

購入しようとするアート作品については、アーティストがどんな人なのか、他にどんな作品があるのか、評価はどうなのかなど、リアルのアート作品を購入するのと同じように調べることは必須です。

自由に取引ができるからこそ、掘り出し物や面白い作品、あるいは、今後、高く評価されるアートも誰もが購入できるチャンスがあります。しかし、その一方で、リスクもあることを知って、うまく活用していきたいものです。

さて、次回は、NFTが単なるデジタル作品のオリジナルであるという証明だけでなく、新たな発想によるNFTの応用について考えてみたいと思います。


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