テクノロジーとデザインで整える“呼吸”という日常
スタートアップ企業の株式会社シンコキュウは、慶應義塾大学での研究成果をもとに生まれた呼吸誘導デバイス 「シンコキュウ」 を開発した。
スマートフォンやパソコンの画面を前に、ふと気づくと呼吸をしていなかった──。
そんな“無意識の息苦しさ”に目を向けた新たなプロダクト。現代人の生活に欠かせない “深呼吸の習慣化” をデザインとテクノロジーで支援するウェルビーイング・デバイスだ。
本製品は、2025年9月よりクラウドファンディングを開始予定。これに先立ち、現在開催中の日本科学未来館の企画展 「ツカレからの脱出 ~疲れとやすみのサイエンス」 にて体験展示されている。

「呼吸の相棒」として寄り添う存在に。深呼吸を無理なく習慣化
「シンコキュウ」は、呼吸のリズムに合わせたやわらかな上下運動と穏やかな音、光によって、ユーザーを自然に深呼吸へと誘う卓上型のデバイスである。
人間には、目にした動きを思わず真似てしまう“運動共感”という性質がある。
「シンコキュウ」はこの仕組みに着目し、「上がるときに吸う」「下がるときに吐く」といった深呼吸の基本動作を、操作のストレスなしに誘導するよう設計されている。
これにより、呼吸法の知識がなくても、ただ目にするだけで自然と適切な呼吸が行えるという。
加えて、集中を促す「集中モード」と、リラックスを誘う「リラックスモード」の2種類を搭載。自律神経を整え、在宅ワーク中のオンオフの切り替えにも有効だ。新たに搭載された「寝落ちモード」では、就寝前に深い呼吸を促し、そのまま静かに停止する機能も備える。


睡眠の質も向上。実証実験で成果
慶應義塾大学で実施された実証実験では、リモートワーカー20名が週3日以上、日中に「シンコキュウ」を用いた深呼吸を実践。 約1カ月後、睡眠の質や記憶力、集中力の改善が確認されたという。特筆すべきは、就寝前ではなく「日中の呼吸」によって睡眠の質が高まった点である。呼吸の習慣化が、一日のコンディション全体にポジティブな影響を与えることが示された結果だ。


気鋭のデザイナー・クリエイターによる「深呼吸」のデザイン
本プロジェクトを牽引するのは、デザイナー・研究者の三好賢聖。 呼吸に対する強い問題意識から本製品の構想をスタートさせたという。ハードウェアデザインにはLexus Design Awardなどを受賞した松山祥樹、サウンドデザインには東京2020パラリンピックやNHK紅白歌合戦での音楽を手がけた小西遼が参画。プロダクトとしての完成度を高めながらも、「操作するのではなく、そこに在ることで呼吸を促す」という思想が全体に通底している。

科学未来館での展示や法人展開も。クラファン先行予約は数量限定
日本科学未来館で開催中の展示では、「シンコキュウ」の呼吸モードを実際に体験可能。
また、9月に東京ビッグサイトで開催される「Wellness & Beauty Tech 2025」では法人向けソリューションも出展予定だ。
クラウドファンディングは2025年9月より開始。数量限定で最大30%OFFの“超早割リターン”も用意される。ローンチ情報は、公式LINEアカウントで先行配信される予定だ。

シンコキュウ
機能:深呼吸誘導デバイス(集中/リラックス/寝落ちモード)
クラウドファンディング開始予定:2025年9月
価格:未定(先行予約特典として最大30%OFFのリターンあり)
体験展示:日本科学未来館「ツカレからの脱出」企画展にて実施中
シンコキュウ公式サイト
https://shinkokyu.jp/
公式Instagram
https://www.instagram.com/shinkokyu.jp/
note
https://note.com/shinkokyu_jp/
クラウドファンディング案内(LINE登録)
https://lin.ee/CyRHkD8