EVENT | 2025/11/10

東京駅前にきらめく “街の公園” が出現
「Marunouchi Street Park 2025 Winter」 が今年も開催

初の行幸通りクリスマスツリーと過去最大規模のマーケットが登場

FINDERS編集部

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冬の丸の内が、歩いて楽しむ 「Bright Street」 に変わる

東京・丸の内エリアの冬の風物詩「Marunouchi Street Park 2025 Winter」が、11月13日(木)から12月25日(木)まで開催される。主催はMarunouchi Street Park 2025実行委員会。丸の内仲通りを中心にスタートし、11月28日(金)からは東京駅と皇居を結ぶ行幸通りでも実施される。

2019年から始まり今回で15回目を迎える本プロジェクトは、公共空間を活用した社会実験として、大丸有エリア(大手町・丸の内・有楽町)の新しい「滞留」と「回遊」を創出してきた。通りを歩く人がゆったり過ごし、自然と街を楽しむ時間をデザインすることで、“人中心のまちづくり”の象徴的事例として注目されている。

今年のテーマは「Bright Street」。行幸通りでは初めてとなるクリスマスツリーとヒュッテが登場し、シャンパンゴールドのイルミネーションとともに東京駅前を幻想的に照らす。高さ約4mのもみの木を使ったツリーが4本並び、ホットドリンクや手包みピザ、シチューパンなどの温かいメニューが提供される。

丸の内仲通りでは、これまでで最大となる19店舗のクリスマスマーケットが展開される。大丸有エリアのホテルや人気レストラン、ショップが一堂に会し、飲食や雑貨、アンティークが並ぶ冬のストリートを彩る。

「ザ・ペニンシュラ東京」はストロベリープリンやホットチョコレートなどの限定スイーツを提供。「帝国ホテル」ではシュトレンやミネストローネなどの温かなメニューが登場。「TexturA」「小岩井農場TOKYO」などの飲食店も参加し、冬の丸の内らしい上質な味わいが揃う。さらに、アンティーク雑貨を扱う「BROWN ANTIQUES」やクリスマス雑貨の老舗「HARMONIER」が出店し、通りを歩くだけでも心が華やぐ空間となる。

また期間中は、「Marunouchi Street Music」と題し、公式オーディションを経て選ばれたミュージシャンたちによる路上ライブを開催。イルミネーションの下で奏でられる音楽が、街にさらなる温もりを添える。

「Marunouchi Street Park 2025 Winter」は、同時期に開催される「丸の内イルミネーション2025」や「MARUNOUCHI BRIGHT HOLIDAY 2025『Disney JOYFUL MOMENTS』」と連動し、エリア全体を光の回廊へと変える。東京駅前の行幸通りでは、初めてのイルミネーション点灯も予定されており、街全体が一体となってホリデーシーズンを祝う。

都心の中心でありながら、どこか公園のように人々が歩き、語らい、憩う丸の内の冬。クリスマスマーケットの灯り、音楽、そして人の笑顔が交わる光景は、まさに“ウォーカブルなまちづくり”の未来を映し出すものとなりそうだ。

昨年度の開催の様子
開催イメージ

Marunouchi Street Park 2025 Winter
期間:2025年11月13日(木)~12月25日(木) 11:00~22:00    
※行幸通りは11月28日(金)~12月25日(木)
場所:丸の内仲通り・行幸通り
主催:Marunouchi Street Park 2025実行委員会

公式サイト
https://marunouchi-streetpark.com