CULTURE | 2026/08/25

「台所を覗けば、世界が見える」
10代がGAKUで住まいの未来を構想する

建築家・元木大輔と「世界の台所探検家」岡根谷実里が講師、10代15名限定の全9回講座

FINDERS編集部

SHARE

  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • line

世界の台所探検家と建築家が並走する、10代限定の創作プログラム

日々何気なく使う台所には、実は暮らしの知恵や工夫が凝縮されている。そんな視点から世界の暮らしを見つめ直し、これからの住空間を構想するワークショッププログラムが、10代のクリエイティブ教育の場「GAKU」で始まる。講師を務めるのは、建築家の元木大輔氏と、世界各地の台所を訪ね歩く「世界の台所探検家」岡根谷実里氏だ。企画協力にはLIXILが名を連ね、2026年10月18日(日)から2027年1月24日(日)まで、全9回にわたって開催される。

プログラム名は「工夫の台所」。台所という空間には、その土地の気候や資源、家族構成、調理の知恵など、暮らしにまつわる無数の工夫が凝縮されている。この講座では、そうした世界各地の暮らしの風景から着想を得ながら、参加する10代自身がこれからの住空間のあり方を構想していく。

講師の元木大輔氏はDDAA代表として建築からインテリア、プロダクトデザインまで幅広く手がけてきた建築家であり、岡根谷実里氏はこれまでに40以上の国と地域、190以上の家庭の台所を訪れ、暮らしや社会の様子を発信してきた「世界の台所探検家」である。リサーチや製作の過程にはDDAAやLIXILの社員も参画し、専門家の視点と実務の知見を交えながら授業が進められる。

対象は中学生以上の10代で、定員は最大15名。受講生一人ひとりに向き合いながら創作を進めるための少人数制で、応募締め切りは2026年9月18日(金)23:59となっている。

「手食」体験もできる、一般公開のキックオフトークイベント

少人数制のワークショップとは別に、このテーマを広く社会に開くための一般公開トークイベント「『工夫の台所』が根ざすところと向かうところ」も、2026年10月18日(日)にGAKU(渋谷PARCO 9F)で開催される。

登壇するのは、ワークショップ講師の岡根谷実里氏、元木大輔氏に加え、世界の手食文化をリサーチ・アーカイブするウェブサイト「手食web」を主宰する現代美術家の八幡亜樹氏。聞き手はGAKU事務局長の熊井晃史氏と、同事務局の佐藤海氏が務める。

トークでは「台所」と「工夫」を重ねて考えるクロストークに続き、参加者が実際に手を使って食事をする「手食」体験の時間も設けられている。手で食べるという行為を通じて、文化や身体性への理解を深める狙いだ。フードはケータリングを中心に活動する「さよなら銀河」が手がける。

参加費は無料で、定員は15名程度の先着順である。会場でしか味わえない「手食」という身体的な体験を通じて、暮らしを見つめ直すきっかけを得たい人にとって、参加を検討する価値のある機会と言えるだろう。


工夫の台所
日程:2026年10月18日(日)〜2027年1月24日(日)(全9回)

会場:GAKU(東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 9F)

対象:10代(中学生以上)

定員:最大15名(応募締め切り2026年9月18日(金)23:59)

講師:元木大輔(建築家/DDAA代表)、岡根谷実里(世界の台所探検家)

主宰・協力:主宰:GAKU 
協力:株式会社LIXIL

関連トークイベント:2026年10月18日(日)13:00〜15:30(開場12:30〜)、GAKUにて開催(参加無料・先着15名程度)

公式サイト
https://gaku.school/class/daidokoro/