月ヶ浜で過ごす1時間、頭上から水平線まで星に包まれる「Iriomote Starry Night」
沖縄・西表島の夜は、頭上から水平線の先まで途切れることのない星の海に変わる。ホテル目の前のビーチで、その絶景に身を委ねられるプログラムが「Iriomote Starry Night」だ。西表島ホテル by 星野リゾートは、2026年10月1日(木)から12月25日(金)まで、このプログラムを今年も開催する。会場はホテルからほど近い「月ヶ浜」で、時間は20:00〜21:00。参加は無料・予約不要だが、対象は同ホテルの宿泊者に限られる。
月ヶ浜には、ビーチマットやクッションを設えた星空観賞専用の空間が用意される。寝転がったまま波の音を聞きながら星を見上げられるのが特徴で、レンタルのビーチチェアやランタンも用意される(数に限りあり)。あわせて、夜の海と星々が溶け合うブルーの「ティンガーラブルー」と、星屑を思わせるルビーレッドの「イリティダベリー」という2種のオリジナルドリンク(各1,500円・税込)も味わえる。ドリンクを片手に夜空を見上げる時間は、単なる星空鑑賞を超えた、この夜だけの贅沢な過ごし方といえる。
今年新たに加わったのが、ホテルスタッフによる「星空案内」だ。その季節に見られる星座や、八重山地方に伝わる星にまつわる神話を教わりながら夜空を見上げると、本州ではあまり見られない星座の並びや、見慣れた星座の意外な傾きにも気づかされる。教わったばかりの星座を実際の空に探す時間は、星空を眺めるだけでなく読み解く体験へと変える仕掛けだ。
84星座・21の1等星が見える星空保護区、ホテルが灯りを落として作る漆黒の夜
西表島が位置する西表石垣国立公園は、国内で初めて国際的な認定機関ダークスカイ・インターナショナルから「星空保護区®」に認定されたエリアである。夜空には88星座のうち84もの星座、そして21個ある1等星のすべてを見ることができ、日本で最も多くの星座を観測できる地域とされる(環境省・八重山エリアにおける星空資源の保護と適切な光環境コントロールに関する事業者向けハンドブックによる)。10月でも平均気温26度と暖かく、夏より日没が早まることから、夕食後にゆったりと星空を楽しめる時期として今回の開催期間が選ばれた。5月から9月末頃まではウミガメの産卵・孵化期にあたり、ビーチでの活動が制限されるため、10月以降の開催となっている。
この星空を最大限に生かすため、西表島ホテルはレストランや客室、館内に遮光カーテンを導入し、チェックインの際には21時以降に客室のカーテンを閉めるよう宿泊者へ案内している。ホテル自らが明かりを抑えることで、館内からの光が星空観賞の妨げにならないようにする取り組みだ。満天の星に包まれる夜は、宿泊者一人ひとりの協力によって成り立っている。
西表島ホテルは全139室で、2泊24,000円〜(2名1室利用時1名あたり、税・サービス料込・食事別)から宿泊が可能。石垣港離島ターミナルからフェリーで西表島上原港まで約45分、上原港からホテルまでは車で約10分というアクセスだ。
仕事や暮らしの中で人工的な光に慣れきった日常から離れ、明かりを落とした浜辺で本物の暗闇と満天の星に向き合う時間は、都市部ではなかなか味わえない贅沢だ。西表島ホテルへの宿泊を予定している人は、こうした特別な夜を旅程に組み込んでみてはいかがだろう。
Iriomote Starry Night
期間:2026年10月1日(木)〜12月25日(金)
時間:20:00〜21:00
会場:西表島ホテル目の前のビーチ「月ヶ浜」(星空案内はプールサイドなどホテル敷地内)
料金:参加無料(オリジナルドリンクは別途、各1,500円・税込)
予約:不要
対象:西表島ホテル宿泊者
主催:西表島ホテル by 星野リゾート
公式サイト
https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/iriomote/