iPhoneユーザー向けの「いつ接触したか」がわかるツールをボランティアが開発
この問題に対応すべく、市民ボランティアチーム「openCACAO」が開発した「cacaotest」という非公式サービスがあり、非常に便利なので筆者も利用した。
cacaotestの画面
cacaotestのサイト上にも簡単な利用方法の説明はあるが、より詳細な説明はopenCACAO のGithubページに記載されている。
使い方は非常に簡単。iPhone上で「一致したキーの数」が「1」と表示されている画面の「HASH」の文字列を入力するだけだ。
赤い枠で囲った部分の英数字を入力する
Cacaotestによると筆者の場合、9月1日の9:00から2日の9:00までの24時間のあいだ、「陽性者のスマートフォンと概ね1メートル以内で15分以上接触していた可能性(厚労省HPより)」がある。
HASHを入力するとこんな表示が出る
ただし、この定義は国立感染症研究所による以下の「濃厚接触の定義」と完全に合致しているわけではない(「必要な感染予防策なし」の状態かどうかはアプリでは判別できないということだ)、つまり感染の危険性が高い状況にあったかどうか、COCOAだけでは判断できないことには注意が必要だ。
筆者の場合、9月1日はFINDERS編集部の週に1度の出社日で電車通勤していたため、その間に陽性者のスマホに接近していた可能性が考えられた。
それらを9月11日午前中に杉並区の帰国者・接触者相談センターに相談し、PCR検査を受けたいという旨を伝えると、昼過ぎには12日に検査の実施が決まったという連絡をもらえた。場所は自転車で15分ほどの場所にあるクリニックを指定された。