プチプラのあやさん、今後プロデュースしたいアイテムは?
「プチプラのあやさん」はSNSの総フォロワー数190万人超のファッションインフルエンサー。参加者は、ほとんどがあやさんがしまむらで手掛けるオリジナルブランド「dear. ful(ディアフル)」を着た女性が占めた。花柄の浴衣を着たあやさんが登場するやいなや、イベントのボルテージは最高潮に。

輪投げをするプチプラのあやさん
あやさんには、ファッションや美容に関する質問が多く寄せられた。キャミソールの形のワンピースが、最近のトレンドアイテム。あやさんの手掛ける「dear.ful」をはじめ、さまざまなブランドから出ており、シワ加工は今年のトレンドだという。
美容のために「朝、顔を石鹸で洗わない」とあやさん。面倒くさがりの性格で、やることよりやらないことを考えているという。あやさんらしい、効率を重視した考え方と言えるだろう。食べることが大好きだというあやさんは、ダイエットのため食事制限をせず、旦那さんと一緒に筋トレをしているとのこと。
「ブランドプロデュースをする上で意識していること」という質問には、あやさんは「自分が欲しい物を作るのではなく、みんなが欲しい物を作る」ことを意識していると明かした。Instagramのストーリーでアンケートを取ったり、エゴサーチしたりし、マーケティングをしていると打ち明けた。「今後プロデュースしてみたいアイテム」は、家で運動する人が増加していることから「スポーツウェア」を挙げた。
あやさんは「皆さんとこうやって、このようにお話できて楽しかったです」「簡単に着れることをコンセプトに浴衣を作ったので、家の中でも気分を変えるために着てもらいたいです」とイベントを締めくくった。
憧れの人とオンラインながら直接交流できるまたとない機会に、イベントはアットホームな雰囲気ながら大盛りあがり。ZOOMには終始笑顔が溢れていた。参加者はきっと、この夏の最高の思い出になったに違いない。
新型コロナウイルスによる混乱が続き、企業もユーザーとの大切な接点であるイベントを開催ができない中、 “憧れのタレントと一緒に同じ画面で特別な時間を共有する”この試みは、まさにオンラインの特徴を活かした「ニューノーマル時代の新たなコミュニケーション」の可能性を見出すことができた。今後も、こうしたしまむらの挑戦的な取り組みに注目したい。
※公式の表記では「辻」の「 辶 」(しんにょう)の点が一つ。