花嫁と新郎は兄妹?関係の行く末は
ただ問題は花嫁と新郎2人の関係だ。花嫁は結婚相手が自分の兄であることに戸惑った。しかし、実は新郎と新郎の母もまた、養子縁組をした親子だったのだ。
『東方日報』によると、新郎の母は、行方不明になった娘を何年も探し続けたが見つからず、希望を失っていたという。そこで新たに養子として迎えたのが、今の息子だったのだ。
そのため、2人には実の兄妹の関係性はなく、結婚には何の問題もなかった。花嫁はこれを聞いて安心し、結婚式は滞りなく進められ、2人は無事に夫婦となった。
義理の娘となるはずだった花嫁は実の娘となり、息子は娘の花婿に。一度は別れて親子だったが、巡り巡って、奇跡的に再び親子になれた瞬間だった。この二重の喜びに、結婚式に参列したゲストは大きな祝福を送ったとのこと。
これこそ、まさに運命的な出会い。小さなアザひとつ見逃さず、それを娘である証だと覚えている母の深い愛情に、感動せずにはいられない。これまでの時間を取り戻すように、実の母娘として新たな思い出をたくさん作っていって欲しいと願う。