LIFE STYLE | 2025/10/11

青森の冬を“あで”と地酒で味わう旅 「酒のあで雪見列車」 が10周年運行へ

星野リゾート 「青森屋」 が企画する特別列車が今冬も走る

FINDERS編集部

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青森の郷土料理とお囃子の響きに包まれる、冬だけの“走る酒場”

青森の文化を目一杯満喫できる温泉宿 「青森屋 by 星野リゾート」 は、地元鉄道会社 「青い森鉄道」 の協力のもと、2026年1月24日から2月15日までの土日限定で 「酒のあで雪見列車」 を運行する。冬の交通手段が限られる青森で、移動そのものを旅の楽しみに変える企画として2016年に始まり、今年で10周年を迎える。これまでに900名以上が参加し、冬の青森観光の新たな魅力を発信してきた。

【公式】青森屋|コンセプトムービー

列車では、南部・津軽・下北の三地方それぞれの郷土料理を詰め合わせた 「あでセット」 と、地域ごとに選りすぐった地酒が提供される。味噌貝焼きや馬肉の煮込みなど、12品の料理に舌鼓を打ちながら、週替わりで乗車する地元民が方言を交え、料理の背景や地域の魅力を語る。旅人と地元の人々の温かな交流も、この列車の醍醐味である。

地元民自慢の料理を詰め込んだ「あでセット」

さらに、青森ねぶた祭に参加するお囃子団体が列車内で生演奏を披露。雪景色を背に響く太鼓や笛の音色は、冬の車内を熱気で包み込む。夏の祭りを思わせる迫力あるリズムが、旅にもう一つの “あで” を添える。

地元のお囃子団体による迫力ある生演奏

三沢駅から青森駅へと向かう道中では、青い森鉄道による特別ダイヤにより、絶景ポイントで速度を落として運行。雪原や陸奥湾の荒波など、青森ならではの冬の風景をじっくり楽しめる。地酒を片手に雪景色を眺め、地元民との語らいを交わす時間は、寒さを忘れるほどに心を温めてくれるだろう。

景色が良い場所では速度を落として運行
ねぶり流し灯篭

酒のあで雪見列車
運行日:2026年1月24日~2月15日の土日
料金:1名15,000円(税込)
区間:三沢駅~青森駅(特別ダイヤ運行)
内容:地酒、あでセット、お囃子生演奏含む
定員:30名(最少催行2名)

予約
https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/aomoriya/

青森屋 by 星野リゾート
https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/aomoriya/

公式Instagram
https://www.instagram.com/aomoriya_by_hoshinoresorts/?locale=ja_JP