昨年度開催で、3.3万“いいね”の反響を受け拡大、関西エリアにも進出決定
ヤッホーブルーイングは12月1日(月)から4週間、忘年会シーズンに向けた 「年末寝過ごし防止運動」を行っている。飲酒機会が増える12月に、電車での寝過ごしをきっかけとしたトラブルを避けるため、アルコール度数0.7%の微アル飲料 「正気のサタン」 を選択肢に加えることで適度な飲酒を促す内容だ。南栗橋駅や森林公園駅、なかもず駅など、首都圏と関西圏の終着駅9駅に全23種類のポスターを掲出する予定で、都内の一部飲食店でも掲示と提供を行う。
12月は一年を通して飲み会の頻度が最も高い月であり、飲酒に伴う寝過ごしも起こりやすい。こうした状況を踏まえ、終着駅での交通広告を通じて“飲みすぎない選択”を呼びかける取り組みが続けられてきた。昨年は首都圏7駅で実施され、南栗橋駅のポスターを撮影したX投稿が3.3万件以上のいいねを集めるなど大きな反響を生んだ。220万回を超える表示を受け、掲出期間を延長した事例もあった。
今年は対象駅を9駅へと拡大し、初めて関西エリアでも展開する。国府津駅、高尾駅、南栗橋駅、森林公園駅のほか、篠山口駅、加茂駅、羽倉崎駅、なかもず駅、京都河原町駅で、期間を分けながら順次掲出される。ポスターには 「寝過ごしあるある」 を題材にしたコピーが並び、深酒を避ける意識を喚起する。
店頭では、東京都練馬区の関町セラーが12月13日(土)にポスター掲示と 「正気のサタン」 の提供を行う予定で、ほかの飲食店でも実施が検討されている。
アルコール度数0.7%の 「正気のサタン」 は、クラフトビールで人気の高いIPAスタイルの味わいを追求した微アル飲料で、柑橘系ホップの香りとジューシーな飲み口が特徴だ。微アルでありながら飲み応えのある仕上がりで、飲酒量を抑えながら楽しみたい場面での選択肢として提案されている。
忘年会シーズンに向けた適正飲酒の呼びかけを、終着駅という日常の風景に重ねるヤッホーブルーイングのユニークな取り組みに今年も注目したい。
年末寝過ごし防止運動
実施期間:2025年12月1日(月)から4週間
掲出場所:首都圏4駅、関西圏5駅の終着駅構内
内容:「正気のサタン」を通じた適正飲酒啓発ポスター掲出、都内飲食店での提供
ヤッホーブルーイング
https://yohobrewing.com/