EVENT | 2025/10/14

虎ノ門広告祭、全セッション公開
SUPER EIGHT 村上信五や STUTS が登壇、「坂本龍一の広告音楽」 も実施

10月17日(金)~24日(金) TOKYO NODEで開催

FINDERS編集部

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音楽と広告が交差する8日間

虎ノ門広告祭実行委員会は、2025年10月17日(金)から24日(金)まで虎ノ門ヒルズ・TOKYO NODEで開催する 「虎ノ門広告祭」 の全セッションラインナップを公開した。SUPER EIGHT村上信五が登壇する 「エンタメ×テック未来予想」STUTSを迎える 「広告と音楽の幸福な関係」蓮沼執太若林恵とともに坂本龍一のCM音楽を聴き解く公開リスニング、児玉裕一田中秀幸田中裕介林響太朗の4名が語る映像表現の現在地など、音楽・エンタメ分野からの新発表が相次いだ。会期初日の夜にはFULL WEEK PASS対象のオープニングパーティーを実施し、屋上空間でのライブアクトが都市の夜景と呼応する。また一部セッションのオンライン配信も決定し、会場に足を運べない来場者にも体験の幅を開く構成である。

村上信五が登場する 「エンタメ×テック未来予想~進む先はホラーか、幸福か~」 は、AIをはじめとする先端技術とクリエイティブの関係性を多角的に検討するセッションで、水野祐ら専門家とともに議論を深める。あわせて、本人のAIプロジェクト 「AIシンゴ」 の関連作品が10月23日(木)にステーションアトリウムで限定展示され、実装の現在地を来場者に提示する。

音楽と広告の関係性に迫る 「広告と音楽の幸福な関係 feat. STUTS」 では、番組共演を機に結びついた面々が、名作CM音楽の記憶や制作の舞台裏、そして虎ノ門広告祭のために制作された 「広告祭アンセム」 の制作過程を語る。アーティスト、プロデューサー、クリエイティブの現場が相互に響き合うプロセスを、ライブ感のあるトークで描き出す狙いだ。

さらに、1977年の 「丸井のメガネ」 から始まる坂本龍一の広告音楽史を辿る公開リスニングでは、CD化されていない音源も交えながら各時代の社会や文化との接点を検証する。映像分野では、UNIQLO 「UNIQLOCK」 以降の潮流を切り拓いてきた演出家たちが、ミュージックビデオ、ライブ、広告という異なる文脈で 「音楽×映像」 がどのように変化し重なり合ってきたのか、その核心を言葉にしていく。

初日10月17日(金)20:00からのオープニングパーティー 「toranomonsoon」 は、 「これからの音楽と広告」 をテーマに20代の広告人が企画。パソコン音楽クラブreinalilbesh ramkoの3組に加え、DJ WASPとVJ陣がルーフトップを彩る。都市の風を受けるTOKYO NODEの屋上という場が、 「領域を超えた新しい創造」 を掲げる会場の思想と重なり、フェスティバル全体のトーンを提示する位置づけである。

オンライン配信はSKY-HI×菅野薫のオープニングキーノートや、村上信五のセッション、山口周×杉山恒太郎による広告論など、注目プログラムを中心に展開する。配信PASSは1セッション単位で購入でき、視聴後1カ月のアーカイブにも対応する。加えて、10月18日(土)から毎朝10:00~11:00の 「ヤングクリエイターショーケース」 は無料配信が決定し、菅野薫に加えて友田オレ谷口彩菜篠原光がMCとして若い才能を次々と紹介していく。

広告・音楽・テクノロジーが互いの領域を横断し、制作の背後にある意思と方法が公開される8日間。会場とオンラインを組み合わせた鑑賞導線は、都市の中で更新され続ける 「クリエイティビティの現在地」 を可視化する仕掛けである。

ぜひこの機会に参加してみてはいかがだろうか。


虎ノ門広告祭
開催期間:2025年10月17日(金)~2025年10月24日(金)  10:00~22:00
※10月18日(土)は22:00~24:00で一夜限りの30歳以下限定イベント開催
会場:TOKYO NODE (東京都港区虎ノ門2-6-2 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー)
主催:虎ノ門広告祭実行委員会
会場協力:森ビル・TOKYO NODE

特設サイト
https://toradfes.com

チケットサイト
https://cloud-pass.jp/project/toradfes