CULTURE | 2021/01/22

スマホ1台で何でもできる、世界一便利な深センスマートシティ生活。唯一必要なのは「激変する環境についていくこと」【連載】高須正和の「テクノロジーから見える社会の変化」(9)


高須正和
Nico-Tech Shenzhen Co-Founder / スイッチサイエンス Global Bus...

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配達員に一時キーを渡して部屋まで運んでもらえる。大物も安心

洗濯機や冷蔵庫、カラーボックスなどの大物は、最寄りの集配センターから配達員が出発した時に、配達員の名前と電話番号が届く。

最寄りのセンターから出発した「ラストワンマイル」は宅配員の名前と電話番号が表示される。大物の場合は宅配員から電話がかかってくる

僕の住んでいるアパートではスマートロックが導入されていて、エントランスの一時キーが発行できる。配達員に一時キーを伝えれば、僕が部屋にいなくても大物をアパートの部屋前まで届けてくれる。

僕が住んでいるのは家賃4万円のなんてことないアパートだ。それでもこうしたスマートロックや宅配ボックスは日常的に使われている。

(左)スマートロックから生成されたパスワード。これを配達員に伝えれば、部屋前まで持ってきてくれる
(右)僕の中国語はそんなにうまくなく、特に会話は辛いが、宅配員にSMSで伝えることでコミュニケーションできる

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