お酒と料理のマリアージュから、死者の日のフェイスペインティングなどの人気企画まで、メキシカングリルAVOCADOが多動な理由
原宿の中心にある東急プラザ「ハラカド」に集まる様々な方に、FMラジオ局 J-WAVEでナビゲーターを務める藤田琢己がインタビューするFINDERSの連載企画「ハラカドノカドデ」。
第11回目の今回にご登場いただくのは6階フードエリアのMEXICAN GRILL AVOCADOのマネージャー芳野さん。
インタビューの様子は、PODCAST 番組でも公開されているので、合わせて楽しんでいただきたい。
-- ハラカドノカドデ、6階にありますメキシカングリルAVOCADOさんからお越しいただきました。自己紹介していただいてもいいですか。
はい。メキシカングリルアボカドのマネージャーをやっております芳野と申します、よろしくお願いします。
-- メキシカングリルアボカドは、元々本店は新宿の方にありますね?
そうです。新宿3丁目になります。
-- この原宿に来た経緯はどういうところからだったんですか。
元々新宿三丁目でお店をやっていって、メディアとかでも取り上げていただいていたんですけど、ハラカドがオープンする3年前ぐらいに今回のお話しをいただきまして、事務所が神宮前6丁目にあったことや、渋谷原宿界隈でお店を出したいと思っていたのと、コロナが明けたときにお店を新しく出したいと思っていたので、今回この場所でっていうお話しが来たので、ぜひ!と出店を決めさせていただきました。
コロナビールとブリトーを両手に持って外に出て食べられるスタイル
-- そもそもこのエリアには馴染みがあったんですね。
そうですね。お仕事で毎日通ってますし。なんかこの辺で出せたらいいねっていうのはずっと思っていました。
-- メキシカンはワンハンドで食べられる、みたいな文化があるじゃないですか。
タコスだったりブリトーだったり、そういう意味で出店のスタイルを問わない、席があってカウンターがあってっていうスタイルでも、テイクアウトスタイルでも、いろんな業態がありそうですが、ハラカドに出すイメージはどちらか元々ありましたか?どんなふうに食べてもらいたいとか?
元々ハラカドに声をかけていただく前は、原宿の路面でタコスのワンハンドみたいなのができたら面白いねという話はしていたんですね。ただ、ハラカドのお話しは、初めは5階での出店依頼で(椅子やテーブルのある)レストランスタイルだと。
-- ええ
新宿三丁目と同じようなスタイルでいくと、例えばメキシコの伝統料理とか、皆さんが知らないような料理も出せるかも、という構想はしていたんですけど、その1年後ぐらいにやっぱり6階(フードコートのようなスタイルのエリア)で出してほしい。そして6階の目玉がやっぱりあの屋上テラスがあるじゃないですか。そこをやっぱり盛り上げていきたい。テイクアウトスタイルのフードホール内で出店できないですかねって言われたときに、「テラスに出てピクニック感覚で食べれるものって何?」ということで、コロナビールとブリトーを両手に持って外に出て食べられるようなスタイルがいいね、ということでブリトーを中心にメニュー構成しました。
-- なるほど。椅子とテーブルでゆっくりならそれはそれでいろんなバラエティーはある。でもカジュアルにだったらもうカジュアルにも対応できるのがこのメキシカンのフードの文化みたいな。
包むっていう食べものがそもそも存在してるのが大きいですね。そしてランチボックス、いわゆるタコライスも用意していますね。
タコライス新宿三丁目でもすごい人気で、オープンからずっと変わらない味でやってきたものです。ハラカドでもすごい人気です。場所を選ばず持ってテラスで食べることができます。
-- ブリトーはボリュームがあるので、ちょっとお口小さめの人が食べるの苦労するぐらいボリューミーなものですよね。本当にお腹が満足になると思います。逆にタコスの目玉を作らなかったんですか?
それもすごい考えました。当初タコスを出そうと考えたんですけど、ハラカドに来る方たちは観光客の方が多いですけれども、ザ・メキシカンっていう味が受け入れられるか悩みまして…
新宿三丁目でも浸透するまでに時間がかかったので、後々やりたいという思いはあります。まずはわかりやすいワンハンドで食べられるメニュー構成をという経緯があります。
-- 本当に馴染みやすいマイルドな味付けで、もしかしたらスパイシーや辛味があるかなと思って食べたんですけど、すごく食べやすい味でした。
そうですね。味付けも辛すぎて食べれないとか、そういうところを外して、オプションで無料で辛いメキシカンのソースを入れられるようになってるんですけど、ベースには辛いのが得意じゃないけど挑戦したい方のための味付けにしています。
-- どんなお客さんが来ますか?
ありがたいことに、ハラカドの従業員の方がたくさん買いに来ていただいていて。
あとは観光客の方、欧米人の方とか、多分自国ですごい食べ慣れてるとは思うんですけど、わざわざ日本でも食べに来てくれる、そういう方は多いですね。あと、「昔メキシコ行ったことあるんだよ」っていう方が懐かしんで選んでいただくことも多いですね。
料理だけでなく、イベントなどを通じてメキシコの文化を一緒に発信していきいたい。
-- サイドメニューやドリンクなどのバリエーションはどう考えましたか?
メニューは、いろんな方が来られるので、皆さんが食べれるというのを考えて構成をしたんですけれども、ナチョスとかケサディーヤなどお酒に合うものも提供しています。
そして全ての料理に、店名にもアボカドって付いているのでアボカドを入れて、アボカド好きの人、結構女性でも多いので、そういう人に選んでもらえるようなお店になっていこう、ということでメニュー構成をしました。
-- なるほど、夜のシーンも使っていただきたいなっていうのが…
はい、今目標にあります。
-- そう考えるとメインに据えているブリトーやタコライスとはまたちょっと違う、メキシコのお酒文化がにじみ出てくるというか、お客さんが選ぶメニューも夜はちょっと変わってくるみたいなこともあり得ますね。
そうですね。はい。
-- 僕たちが思っているアボカドやタコスみたいなところ以上に、お酒を取り巻く文化や、「こういう楽しみ方もできますよ」っていう訴求をする、というところで、イベントを結構やられてるなというイメージがあります。
そうですね、、、
-- そしてあのドクロのフェイスペインティング、いろんな人がやってましたがひとつの建物の中に1日で1番見ることができたのはここなんじゃないかっていう、あれは「死者の日」のお祭りでしたっけ?あれがAVOCADOさん発信だというのが、すごくいろいろ打ち出しているなっていう印象で。その点はいかがですか?
そうですね、メキシカンは美味しい。だけじゃなくて、いろんな人と食べてみんなでワイワイしながら食べる料理だと思っていて、そういうのをメキシコの文化と一緒に発信していきたいと思っています。ハラカドに出店するってときに、ここだったら発信できるんじゃないかと、イベントのご提案も含めてやらせてください。とお願いして出店したので、どんどんそのメキシコの音楽とお酒とか、フェイスペイントとか、メキシコってこんな面白い文化があるんだねっていうのを伝えたいと…、東急さんからもどんどんやってください、と言っていただいて…
以下、ポッドキャスト本編に続く
「死者の祭り」や応募が殺到したハロウィンでのフェイスペインティング企画など積極的にメキシコの文化をハラカドコミュニティに広げている理由や意外な経緯で飲食へ関わることになった芳野さんのストーリーなどはポッドキャスト「ハラカドノカドデ」で聴けます。
https://arrtsidecast.podcast.sonicbowl.cloud/podcast/harakadonokadode/episode/avocado/
MEXICAN GRILL AVOCADO 東急プラザ原宿ハラカド店
渋谷区神宮前6-31-21
東急プラザ原宿「ハラカド」 6F
営業時間:11:00-23:00(LO フード22:00/ドリンク22:30)
ハラカド店公式Instagram:https://www.instagram.com/avocado_harakado/
藤田琢己 公式Webサイト
https://takumifujita.net/
ハラカドに誕生したラジオ局 J-WAVEによる本格的な音声収録スタジオ
J-WAVE ARRTSIDE CAST
https://www.j-wave.co.jp/arrtsidecast/