LIFE STYLE | 2024/05/20

池袋駅で海のために街のゴミを拾う!「街からのLOVE OCEAN大作戦」参加者募集中!!

今年も6月8日 「世界海洋デー (World Ocean Day)」 に開催

FINDERS編集部

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「海のゴミ」 は約80%が 「街のゴミ」!?

特定非営利活動法人リビエラ未来創りプロジェクトは、今年も6月8日(土)に国連が定める「世界海洋デー(World Oceans Day)」に合わせ、池袋駅西口で 第5回 LOVE OCEAN 「街からのLOVE OCEAN大作戦」 を開催する。

海洋ゴミの増加は2050年には魚の重量を上回ると言われ、海洋汚染は深刻な状況だ。その海洋ゴミの約80%が、街でのポイ捨てやゴミ箱から溢れたゴミが河川などを経由して海洋へと流出する 「街のゴミ」だ。

また、毎年800万トンのプラスチックごみの海洋流出 (1分間につきトラック1台分のプラスチックが海に流出) も世界規模の問題になっており、サンゴ礁や海洋生物生息地の破壊による生物多様性減少だけでなく、海洋生物が誤って食べることによって死にいたるなど、多くの海洋生物に深刻な影響を与えている。

さらに海洋ゴミ問題を深刻化させているのは、5mm以下の微小なプラスチック片の 「マイクロプラスチック」だ。LOVE OCEANでのビーチクリーンでも無限にあるマイクロプラスチック収集に注力して拾い集めているが、マイクロプラスチックは海中に広く分布し、生物の体内に取り込まれ、食物連鎖を通じて食卓で人間にも影響を与える可能性があるという。

街でのクリーン活動を通して意識向上を図る

昨年も池袋西口前にて開催し、地元住民や近隣企業を中心に7歳~77歳が参加。海ごみ問題の発生源となる 「街」 の意識の向上が重要であることを、参加者全員で確認した。

本年の開催へ向け主催者は以下のようにコメントし、多くの参加を呼びかけている。

— 海洋ごみを減らすためには、海だけではなく「街での積極的な行動」が不可欠です。海と街のつながり意識の普及と、次の世代にも海を守るアクションを発信し、イベントの参加者を募集します。

昨年の様子:交通量の多い車道の横で、小さなたばこの吸い殻なども見逃さず拾い続けた
昨年の様子:空き缶やペットボトル、カップ麺食べ残し、ファーストフードなど生活ごみが集められた
昨年の様子:立教大学はじめ多くの大学生も参加

開催概要

街からのLOVE OCEAN大作戦

開催日時:2024年6月8日(土) 10:00~ (約70分間)
受付時間:9:50
開催場所:東京都豊島区・池袋駅西口周辺
集合場所:池袋駅西口グローバルリング (「RIVIERAの青い旗」が目印)

公式サイト:https://www.riviera.co.jp/event//sustainability/loveocean05_2024_event/