LIFE STYLE | 2026/09/12

船で来て、そのまま泊まる。瀬戸内・生口島に生まれたマリーナ直結ヴィラ

1日1組限定の一棟貸しヴィラ「SOLARINA SETODA VILLA」が生口島に誕生

FINDERS編集部

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愛艇を係留したまま眠れる「泊まれるマリーナ」が瀬戸内に誕生

広島県尾道市の瀬戸内海に浮かぶ生口島に、自分のボートで訪れてそのまま宿泊できるという、国内でも珍しい宿泊施設が誕生した。株式会社岡本製作所が運営する会員制マリーナ「SOLARINA SETODA MARINA」に隣接する1日1組限定のプライベートヴィラ「SOLARINA SETODA VILLA」が、2026年9月6日(日)より予約受付を開始した。宿泊開始日は同年9月18日(金)である。

同施設の特徴は、マリーナの桟橋にプレジャーボートを係留したまま、そのまま宿泊できる「マリーナ直結の貸別荘」という点にある。船を所有する人にとってはクルージングの拠点としてそのまま滞在できる場所であり、船を持たない人にとっても、瀬戸内の海と島を軸にした新しい旅のスタイルを体験できる場所として設計されている。

対応できる船の大きさは20〜40ftで、宿泊者はマリーナの非会員であっても、40ft以下であれば1泊3,000円で係留が可能だ。入港や着岸の際にはスタッフのサポートも受けられるため、船舶の操縦経験が少ない人でも利用しやすい。

1日1組・一棟貸しで味わう、瀬戸田の自然と食

ヴィラは完全な一棟貸しで、最大8名まで宿泊できる。占有面積は132.6㎡あり、チェックインは15時、チェックアウトは10時、定休日は火曜日となっている。グループ旅行や家族旅行、記念日の滞在など、他の宿泊者を気にせず過ごせるプライベートな空間が用意されている。

オプションでは、アメリカンスタイルやジビエ料理による本格的な出張BBQも楽しめる。施設周辺には、レモンの段々畑として知られるレモン谷、夕陽の名所である瀬戸田サンセットビーチ、平山郁夫美術館をはじめとする現代アートスポットも点在しており、海と島の魅力を一日でまとめて体感できる立地だ。

しまなみ海道の生口島北ICから車で約10分というアクセスの良さも、週末の滞在先として選びやすいポイントである。

船を持たない人も楽しめる、Saxdorのクルージング体験と造船会社の挑戦

船を所有していない読者にとっての目玉は、宿泊者限定で用意されているクルージング体験である。フィンランド生まれの高級プレジャーボート「Saxdor(サックスドール)」を使い、瀬戸田周辺からしまなみ海道の多々羅大橋を望むルートを、約60〜90分、最大6名までのプライベートな時間として楽しめる。岡本製作所はSaxdorの日本唯一の総代理店であり、世界的なアワードを受賞したモデルによる上質なクルージングを、マリーナという拠点から提供している。

同社は造船業として60年以上の実績を持ち、駐艇や整備、カスタム、オーナーズラウンジ、宿泊までを一つの拠点で完結できるマリーナという構想自体、国内では数少ない取り組みだという。代表取締役の岡本哲博氏は「愛艇で来て、桟橋に係留して、そのままヴィラで眠れる——そんな旅の形を、ここ瀬戸田で実現したいと思っていました」と話しており、クルージングの途中に立ち寄り、島の食や景色を楽しんでまた海へ出るという新しい使い方を提案している。

自分のボートを持つ人にとっても持たない人にとっても、瀬戸内の海と島を軸にした滞在を選べるという点は、これまでの宿泊施設にはなかった発想である。船旅とヴィラ滞在を組み合わせた新しい休日の過ごし方を試してみたい人にとって、生口島の新しい拠点は気になる選択肢となるだろう。


SOLARINA SETODA VILLA(ソラリナ セトダ ヴィラ)
広島県尾道市瀬戸田町宮原760-7(SOLARINA SETODA MARINA内)

https://solarina.jp/villa