完成されたフォーマットを、あえて拡張する25周年シリーズ第2弾
一冊のノートが、思考の形そのものを変えることがある。デルフォニックスが展開する「ロルバーン」は、2001年の発売以来、クリーム色の方眼紙とリング製本という完成されたフォーマットで、多くのクリエイターやビジネスパーソンの手元に置かれてきた文具である。その誕生25周年を記念した限定商品の第2弾として、2026年9月7日より「Rollbahn EXTRA(ロルバーン エクストラ)」が順次発売される。
今回のシリーズは、完成されたはずのロルバーンのフォーマットを、あえて壊し、広げる試みだ。通常の2倍となる280ページを備えた「#1 ページ数2倍 L」、クリアポケットを通常の10倍となる50枚備えた「#2 50ポケット L」、リングを上部に配置し筆記時の煩わしさを解消した「#3 トップリング L」など、既存ユーザーが一度は思い描いたであろう「こんなロルバーンがあったなら」を、そのまま製品化した全9種である。
一冊のノートを「記録の道具」から「創造の道具」へと位置づけてきたブランドが、25年の節目に自ら定番の形を問い直す。単なる回顧ではなく、次の使い方を模索する機会として、この特別仕様のシリーズは企画されたようだ。
香り、撥水、ジャバラ——書く体験そのものを広げる仕掛け
もう一つの見どころは、書くという行為に新しい感覚を持ち込んだアイテム群である。表紙にミント、グレープフルーツ&オレンジ、アッサムティの香りを添えた「#7 フレグランス L」は、ページを開いた瞬間に気持ちを切り替える体験を意図した1冊だ。水をはじく中紙を採用した「#4 撥水 L」は、カフェや屋外、キッチンなど水回りを気にせず使える仕様である。
広げると3つ折りでA4程度、5つ折りでA3程度の筆記面積になる「#5 ジャバラ L」は、情報を横に並べて全体を見渡しながら考えたい人に向く。17種類の異なる紙を各4枚ずつ束ねた「#6 アソートペーパー L」は、紙の手触りや表情の違いを楽しみながら自分に合う書き方を探せる仕様だ。
ロルバーンの代名詞であるクリーム色の方眼紙だけを束ねた「#8 紙束」(L/A5/B5/A4)や、ロルバーン ポケット付メモ Lを15冊収納できる「#9 専用ボックス505」も加わる。書く前の準備から書いた後の保管まで、一連の時間をカバーするラインナップとなっている。
価格は1,100円から2,640円(税込)で、まずはDELFONICS Web Shopで2026年9月7日午前11時30分より発売し、9月18日以降はデルフォニックス大阪店やスミス各店、9月下旬以降は全国の取扱店へと順次展開する予定だ。一冊のノートにこれほど多彩な「書く理由」が用意されているという事実は、それだけで手に取ってみたくなる。自分の書き方や働き方に合う一冊を選びたい人は、公式サイトで詳細を確認してみてほしい。
Rollbahn EXTRA(ロルバーン エクストラ)
https://rollbahn.jp/25th/