EVENT | 2024/08/16

ショートショート フィルムフェスティバル&アジア
2025年に向け世界公募をスタート 

ライブアクション、ノンフィクション、アニメーション部門優秀賞は
米国アカデミー賞Ⓡ短編部門へ推薦

FINDERS編集部

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SNSで公開の縦型映像にもオスカーへの道が!

米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア (SSFF & ASIA)」は、2024年8月1日(火)より、2025年度の開催に向けたショートフィルム作品の募集を開始している。

SSFF & ASIA 2025に向けた世界公募URL
  https://app.lifelogbox.com/festival/shortshorts/

優秀賞が翌年のアカデミー賞短編部門に推薦されるライブアクション部門、ノンフィクション部門、アニメーション部門のほか、東京をテーマにしたCinematic Tokyo部門や国内在住の25歳以下の若手クリエイターを対象とするU-25部門、企業・自治体のブランデッドムービーにフォーカスするBRANDED SHORTSなど多岐にわたるカテゴリーで国内外からの作品を募集する。

さらに、今年10周年を迎えたBOOK SHORTSアワードでは、短編小説に加え、新たに漫画や脚本も選考の対象となっている。

また、 各部門(*)ではYouTubeで公開されるショート動画やTikTokの縦型映像といったソーシャルメディア上の公開作品もノミネート対象となる。

*ライブアクション部門アジア インターナショナル、インターナショナルは除く

部門のみならず、多様性がテーマとなった作品に SHIBUYA DIVERSITY AWARD、環境問題を描く作品に環境大臣賞、「HAPPY!/ 発幸」をもっとも体現する作品に HOPPY HAPPY AWARD、音楽・歌・声・音・楽器など「サウンド」がユニークで効果的な役割を果たす作品に J-WAVE SOUND OF CINEMA アワードなど、SSFF & ASIA ではさまざまな受賞のチャンスが開かれている。

グランプリ 「ジョージ・ルーカスアワード」は誰の手に!?

6月に開催した第26回 SSFF & ASIAには、世界 116 の国と地域から4,936点の作品が集まり、約270のショートフィルムが上映され、歴代4人目となる日本人監督作品 (『せん』森崎ウィン監督) が今年のグランプリを獲得。

2004年に米国アカデミー賞公認の映画祭となり、映画祭グランプリ作品を翌年のオスカーノミネート候補として推薦してきた SSFF & ASIA は、2019年にはインターナショナル部門、アジア インターナショナル部門、ジャパン部門からなるライブアクション部門およびノンフィクション部門の4部門、そして2021年には新たにアニメーション部門の推薦枠が認められ、サンダンス映画祭やパームスプリングス映画祭と並ぶ合計5つの部門優秀賞に翌年のオスカー獲得へのパスポートを授与できる映画祭として成長してきた。

27回目の開催となる2025年、果たしてジョージ・ルーカスアワードの栄光は誰の手に!?映画祭では10月より、ライブアクション部門、ノンフィクション部門、アニメーション部門のノミネート前哨戦となるショートリストが毎月発表される。今後の動向が楽しみだ。

SSFF & ASIA 2025作品公募部門構成図

ショートショート

米国俳優協会(SAG)の会員でもある俳優 別所哲也が、米国で出会った「ショートフィルム」を、新しい映像ジャンルとして日本に紹介したいとの想いから1999年にアメリカン・ショート・ショートフィルムフェスティバルを創立。2001年には名称を「ショートショート フィルムフェスティバル(SSFF)」とし、世界のショートフィルムの祭典へと発展。2004年には米国アカデミー賞公認映画祭に認定され、同年、アジア発の新しい映像文化の発信・新進若手映像作家の育成を目的とし、「ショートショート フィルムフェスティバル アジア(SSFF ASIA 共催:東京都)」が誕生しました。現在は 「SSFF & ASIA」を総称として映画祭を開催している。

また、2018年には映画祭20周年を記念し、グランプリ作品はジョージ・ルーカス監督の名を冠した「ジョージ・ルーカス アワード」となり、 翌1月には、20周年記念イベントとして「ショートショートフィルムフェスティバル in ハリウッド」も開催。

2019年の映画祭からは、アカデミー賞推薦枠がインターナショナル部門、アジアインターナショナル部門、ジャパン部門およびノンフィクション部門の各優秀賞4作品へと拡大し、2022年からはアニメーション部門の優秀賞を含む5作品が、翌年のアカデミー賞短編部門へのノミネート候補とされる権利を獲得している。


SSFF & ASIA 2025募集要項

募集部門

ライブアクション部門(インターナショナル/アジア インターナショナル/ジャパン)、
ノンフィクション部門、アニメーション部門、Cinematic Tokyo部門、
U-25プロジェクト、BRANDED SHORTS、
講談社シネマクリエイターズラボ、BOOK SHORTSアワード

募集期間
2024年8月1日(木)14:00より開始 ※応募締切は各部門によって異なる。

応募方法・応募に関する詳細

SSFF & ASIA 2025 下記作品募集ページを参照
https://app.lifelogbox.com/festival/shortshorts/

発表方法
ライブアクション部門、ノンフィクション部門、アニメーション部門入選候補作(ショートリスト)は各応募月の翌々月末にウェブサイトで発表。入選候補作品の中から、最終入選作品が選ばれる。全部門の最終入選作品(映画祭で上映される作品)は2025年4月末までにウェブサイトで発表。

応募に関する問い合わせ先
submission@shortshorts.org 
*米国アカデミー協会による規定の改定により選考基準に変更が生じる可能性あり。