LIFE STYLE | 2026/06/14

千葉・いすみの森に現れた
“近未来のグランピング”
日本初のFORESTBASE PRIME

「泊まる」 だけではない、次世代グランピングの一号機

文:カトウワタル 写真:Jon Sheer

SHARE

  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • line

太平洋に向かう千葉県いすみ市。 そこの森の中に、日本初の次世代グランピング設備を掲げる 「FORESTBASE PRIME」 が誕生した。    

運営するのは、千葉県で最も老舗の民泊施設 「異喰館」 The EnclaveのオーナーであるJon Sheer氏。Airbnbのプロフィールでは、Jon氏は日本に30年以上暮らすアメリカ人のプロ写真家兼シェフとして紹介されており、房総半島の太平洋沿岸でプライベートダイニングレストランとB&Bを運営している。

FORESTBASE PRIMEは、単なる宿泊棟ではない。Jon Sheer氏はこれを 「グランピングを遥かに超える次世代のキャンプ場」 と表現している。1日1組限定の貸切空間であり、未来的なプレハブ空間に、キャンプギア、家具、最新家電、キッチン、バスルーム、シアター設備までを組み合わせた体験型のショールームでもある。

森と田園の中に置かれた、SF映画のような滞在空間

FORESTBASE PRIMEがあるのは、緑豊かな森に囲まれた 「異喰館」 の敷地内。太平洋までは車で10分弱、東京中心部からも1時間強とされる距離にありながら、周囲には森、庭園、田んぼが広がる。都市から遠く離れすぎず、それでいて日常から切り離されたような環境が、この施設の大きな魅力になっている。

屋外には9.72㎡の多目的キャンプデッキが設けられ、テント泊、映画鑑賞、コーヒーやドリンクを片手にしたくつろぎの時間など、さまざまな過ごし方が想定されている。夜になるとキャンプサイト全体がライトアップされ、森の静けさと未来的な設備が重なる独特の空間へと変わる。

テントを持参しないゲスト向けには、フランスのEXØD製インフレータブルテント「POD-01」もレンタル可能。エアマットレス、スリーピングバッグ、ポータブル冷暖房ユニット、ファンなどを組み合わせることで、アウトドアでありながら快適性を損なわない滞在を実現している。

プロシェフらしい“食”と、最新ガジェットが共存

「異喰館」 が宿泊施設でありオーナーがプロシェフであることも、FORESTBASE PRIMEを語る上で欠かせない。屋外の森のダイニングエリアには、Villeroy & Bochの食器、Snow PeakのIGTアウトドアダイニングテーブル、ガスバーナー、炭火グリル、鉄板などが備えられている。キャンプキッチンでのBBQや、食後にデッキで楽しむコーヒー、ガス暖炉の炎を眺める時間まで、食と滞在を楽しむことができる。

また室内には、18本収納可能なワインセラー、ARASの食器、Schott Zwieselのグラスウェア、LED内蔵のランチョンマットなども用意されている。高速WiFiはもちろん、リビングにはBluetoothとAlexaに対応したサラウンドサウンドシステム、Bang & OlufsenのBeosound A5スピーカー、Google TVを搭載したAnker Nebula 3 Laserプロジェクターと自動スクリーンを備える。寝心地抜群のキングサイズのソファベッドまで展示。断熱効果が高い二重アルゴングラス張りのリビングから樹木と田んぼの見晴らしを望めシャッター付きの天窓からも青空と星空も思う存分に楽しむこともできる。(グラスはマジックミラー仕上げで自動化の遮断カーテンも装備されているのでプラバシーの面で全く問題無し。)単に自然を楽しむだけでなく、音楽、映画、料理、ワインまでを含めたさまざまな楽しみがここにはある。

キッチンはプロの料理人によって設計されたものとされ、De’Longhiの全自動エスプレッソ/カプチーノマシン、Circulonの鍋やフライパン、GLOBALの包丁、OXOのキッチンツールなどを備える。バスルームにはスマートトイレ、レインシャワー、深型のジャグジースパなどが用意され、業務用のビルトイン冷暖房・床暖房も完備で通年を通して室内外を問わず高い快適性を追求している。

FORESTBASE PRIMEは、今後、群馬県北軽井沢と北海道鹿部町に開発予定の次世代グランピング施設 「FORESTBASE ALPHA」 のプロトタイプとしても位置づけられている。つまり、ここで体験できるのは、ひとつの宿泊施設にとどまらない。これからのアウトドア滞在、地方滞在、ラグジュアリーキャンプ、さらにはゴルフ前後の宿泊などのあり方を先取りする実験的な空間でもある。

また、施設内には『エイリアン』『DUNE/デューン 砂の惑星』『スター・ウォーズ』など、SF映画やテレビシリーズにインスパイアされた“イースターエッグ”も散りばめられているという。森の中に身を置きながら、どこか宇宙船や未来の居住モジュールを思わせるデザインに触れる。そのギャップこそが、FORESTBASE PRIMEらしさなのだろう。

自然の中で過ごす時間と、最新の設備による快適さ。オーベルジュとしての食の楽しみと、SF的な遊び心。千葉・いすみの森に現れたFORESTBASE PRIMEは、グランピングという言葉の先にある、新しい滞在のかたちを示している。

ぜひこの夏休みのプランに加えてみてはいかがだろうか。


「異喰館」 The Enclave FORESTBASE PRIME
所在地:千葉県いすみ市岬町
形態:1日1組限定の貸切型グランピング施設
定員:ゲスト2人
広さ:32㎡ (本体)
主な設備:フルキッチン、Wi-Fi、露天風呂・ジャグジー、ガス焚き火台、Tesla・国産車規格のEV充電器、プロジェクター、サウンドシステム、キャンプデッキなど

Airbnb
ForestBase PRIME (FBP) 次世代キャンプ・グランピング

FORESTBASE PRIME  Instagram
https://www.instagram.com/forestbaseprime/

「異喰館」 The Enclave  Facebook
https://www.facebook.com/enclaverestaurantjapan