EVENT | 2025/03/14

「ごはん」から新たな価値を発見
丸の内で 「ごはんのデザイン展」 が開催

2025年3月23日から4月27日まで、GOOD DESIGN Marunouchiで開催

FINDERS編集部

SHARE

  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • line

日本の食文化の中心「白いごはん」をデザインの視点で再発見

株式会社TBWA HAKUHODO公益財団法人日本デザイン振興会が共同で企画する 「たーんと、学ぼう。ごはんのデザイン展」 が、2025年3月23日(日)から4月27日(日)までGOOD DESIGN Marunouchiで開催される。日本人の食文化の中心である 「白いごはん」 を切り口に、デザインの価値を再発見することを目的とした展示で、身近な食卓から学ぶデザインの魅力を伝える。

近年、お米の価格高騰やライフスタイルの変化を背景に、ごはんへの注目が世界的に高まっている。海外における日本食レストラン数は、2013年から2023年の10年間で約240%増加したというデータもある。こうした状況を踏まえ、本展示では日本人にとってもっとも身近な 「ごはん」 をデザインという視点から捉え直すことで、普段気づかなかった食の奥深さを改めて感じてもらうことを目指す。

ごはんを構成する要素には、見た目の美しさや普段何気なく使っているプロダクト、そして長い歴史の中で培われてきた日本ならではの食文化が潜んでいる。展示コンセプトには 「たったいっぱいに、デザインいっぱい。ごはんの新たな一面、とくと召し上がれ」 というメッセージが込められており、来場者にごはんの新たな魅力を発見してもらうきっかけづくりを目指すという。

多面的な視点から「ごはん」を紐解く展示内容

会場では 「ごはん」 を習慣、歴史、プロダクトなど多面的な視点から紐解き、楽しみながら学べる内容が展示される。一汁三菜の食卓をテーマに、器のサイズや色の違いから参加者の好みを発見できる展示コンテンツ 「オキニメシ!」 (監修:東京家政学院大学 助教・伊藤 有紀) や、米粒から地球、さらには宇宙へとスケールを広げる 「GOHAN ZOOM~米粒から宇宙まで~」 など、日常の食卓が実は広大な世界へとつながっていることを体感できるプログラムが用意されている。

また、ごはんにまつわる音楽とミュージックビデオがお出迎えし、ごはんの世界観を体験できる展示となっている。約70~80もの展示を通じて、「ごはん」 に秘められたデザインの魅力を詰め込んだ内容となっている。

ごはんにまつわる質問に答えていくと、あなた好みの食べ方が見つかる体験コンテンツ「オキニメシ!」

体験型コンテンツで楽しみながら学ぶ「ごはん」の世界

展示ではごはんにまつわる質問に答えていくと自分好みの食べ方が見つかる体験コンテンツ 「オキニメシ!」 や、お米にもっと詳しくなれるMV 「Oh!米」、炊き立てのごはんに現れる小さな穴のパネル展示 「美味しいご飯に潜む カニ穴」 などが紹介される。

さらに、米粒から地球までスケールを自由自在に変えられる体験コンテンツ 「GOHAN ZOOM~米粒から宇宙まで~」 や、日本初の自動式電気釜、米飯のおいしさに関連する表現を体系化した 「米飯の官能評価用語リスト」 の一部展示など、多彩なコンテンツが用意されている。

炊き立てのごはんに現れる小さな穴のパネル展示 「美味しいご飯に潜む カニ穴」

本展を通じ、私たちの食文化の中心にあり日常生活に溶け込んでいる「ごはん」の新たな魅力や、その背後にあるデザインの可能性を発見できるかもしれない。


「たーんと、学ぼう。ごはんのデザイン展」
主催:TBWA HAKUHODO、公益財団法人日本デザイン振興会
会期:2025年3月23日 (日) ~2025年4月27日 (日) 会期中無休
開場時間:11時~20時 ※最終日は18時閉場
会場:GOOD DESIGN Marunouchi (東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1F)
入場料:無料

GOOD DESIGN Marunouchi
https://marunouchi.g-mark.org/access.html

「たーんと、学ぼう。ごはんのデザイン展」 Instagram
https://www.instagram.com/gohannodesign