LIFE STYLE | 2020/09/16

脳腫瘍で余命宣告を受けた3歳少年、少し早めのクリスマスパーティーに感動の声。家族の絆に涙が止まらない

文:ヤジマミユキ
もしあなたの大切な人の命が残り数週間だとわかったら、どんな思い出を作ってあげたいと思うだろうか?
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人生で最高のクリスマスを過ごしてほしいという家族の願い

そこでローラさんは、15歳と10歳になる2人の姉と、継父であるアシュリーさん(33歳)と一緒に、エリス君のために少し早いクリスマスパーティーをすることにした。

『The Sun』によると、家にサンタクロースを呼び、小馬をトナカイのようにドレスアップさせ、雪を降らせるスノーマシンまで用意したという。テーブルいっぱいのクリスマスディナーを食べ、庭のテントではクリスマスの映画を観て楽しんだ。

また、エリス君のもとには、ローラさんの想いに胸を打たれた多くの人からカードや贈り物も届いていた。「エリスにとって、人生最高のクリスマスになりました。彼の笑顔を見て、本当にやって良かったと思いました」とローラさんは語った。

病の厳しい現実と向き合いながらも、前向きに生きる家族。残された時間の中で、彼らがひとつでも多くの楽しい思い出を作り、笑顔あふれる時間を過ごしてほしいと心から願うばかりだ。


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