LIFE STYLE | 2025/12/27

全国で広がる「ご当地ジビエ」
地域色豊かなフェアとイベントが各地で開催中

(株)ぐるなびが農林水産省の「令和7年度全国ジビエプロモーション事業」を開催

FINDERS編集部

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飲食店から観光、購入体験まで

全国各地の飲食店やホテル、小売店、ECサイトが参加し、国産ジビエの魅力を発信する 「全国ジビエフェア」 が開催されている。本フェアは、ぐるなび が、農林水産省 「令和7年度全国ジビエプロモーション事業」 の一環として事業実施主体を担い、2025年11月1日(土)から2026年2月28日(土)まで全国規模で展開する取り組みだ。今回で5年連続の開催となり、参加店舗数は2025年12月17日時点で1,874店舗に達している。

特設サイトでは、和食、洋食、創作料理など幅広いジャンルの飲食店で提供されるジビエ料理を紹介するだけでなく、宿泊施設での提供事例や、自治体と連携した 「ご当地ジビエフェア」 の情報を集約している点が特徴である。各地域では、ジビエ料理を味わいながら参加できるスタンプラリーや、キャンプと組み合わせた体験型イベントなども実施され、食にとどまらない楽しみ方が提案されている。

ご当地ジビエフェアサイト(12月時点)

12月時点では、岡山県、神奈川県、鹿児島県、富山県、茨城県、京都府、宮崎県、山梨県、和歌山県、北海道、岐阜県、奈良県など、全国各地で多彩なフェアが開催中だ。例えば、岡山県では県内店舗を巡る 「おかやまジビエフェア2025」、神奈川県では大山山麓の自然と結び付いた 「大山猪鹿(ジビエ)フェア」、北海道では100店舗以上が参加する 「エゾシカフェア」 など、地域の風土や食文化を反映した内容が並ぶ。首都圏で実施される岐阜県のフェアのように、産地外でジビエの魅力を発信する試みも見られる。

さらに本年は、フェアの楽しみ方を広げる新たなコンテンツも加わった。ユーザーの嗜好に応じて最適なジビエを提案する 「診断コンテンツ」 や、多様な食べ方や背景を紹介する特集記事を公開するほか、全国のジビエ処理施設を取材し、安全・安心を支える現場の取り組みや関係者の想いを伝える記事も展開している。ジビエに対する理解を深め、日常の選択肢として取り入れてもらうことを目指した構成である。

加えて、精肉や加工品、ペットフード、皮革製品など、ジビエ製品を扱う小売店やECサイトも特設サイトで紹介されており、 「ジビエを食べよう!ジビエを買おう!」 という行動喚起を後押しする。外食から家庭での調理、さらにはライフスタイルアイテムまで、国産ジビエの裾野を広げる取り組みが全国で同時多発的に進んでいる。

「全国ジビエフェア」 は、国産ジビエの消費拡大と理解促進を目的に、全国各地の飲食店や自治体、事業者が連携して実施されるプロモーション。開催期間中は、地域ごとの 「ご当地ジビエフェア」 や体験型イベント、購入情報までを網羅的にチェックできる。最新情報や参加店舗、イベント詳細は公式特設サイトにて確認できる。

ぜひ特設サイトをチェックしてほしい。


全国ジビエフェア特設サイト
https://www.gibier-fair.jp/localfair/

Rakuten ぐるなび
https://www.gnavi.co.jp/