LIFE STYLE | 2020/06/08

アメリカの同性婚合法化による経済効果は38億ドル。4万5000人もの雇用を捻出。セクマイの後押しとなるか

文:山田山太
2001年、オランダで世界初となる同性婚が認められて以来、その波は少しずつ世界中に広まっている。一方、日...

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まだまだ時間がかかりそうな日本

リクルートが行った調査によると、2000年代に入ってから披露宴等を含む結婚式にかかった費用の平均は概ね上昇し続けており、2019年には全国平均354万9000円となっている。一方で結婚組数自体は90年代後半の第二次ベビーブーム以降減少傾向にある。仮に同性婚が合法となり、異性婚と同じように結婚式を挙げる習慣が定着すれば大きな後押しとなるかもしれない。

もちろん、大前提はあらゆるセクシュアリティの人々が同等の権利を有することが目的であり、経済効果はあくまで副次的なものに過ぎない。多くの人にとってのより良い社会へのファーストステップとして、一日でも早く同性婚が合法化されることを望む。


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