「人生100年時代」では収まらないライフプラン
人間の寿命に関する研究はこれが初めてではない。2016年にはアルバートアインシュタイン医科大学の遺伝学者であるヤン・ヴィジ氏ら研究チームが『Nature』にて研究論文を発表した。この研究では、平均寿命データの傾向を統計的に分析し、人間の寿命は125歳を超える可能性は低いと結論付けた。
世界でも有数の長寿国である日本では「人生100年時代」という言葉を見聞きするようになって久しい。以前より寿命がはるかに長くなるにつれて、ライフプランの変更を余儀なくされている。そしてそれは100年という年数では収まらない時代が来るのかもしれない。