イラスト:IKUMA
木村隆志
コラムニスト、コンサルタント、テレビ解説者
「忖度なし」のスタンスで各媒体に毎月30本超のコラムを寄稿するほか、テレビ・ウェブ・雑誌などにメディア出演し、制作現場への情報提供もしている。人間関係コンサルタントや著名人専門のインタビュアーとしても活動中。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』など。
厳しい声を浴びてもトップをキープ
日本中が新垣結衣と星野源の結婚話で湧いているが、話題の幅と数という点では、同世代の石原さとみも負けていない。
石原は今年1月、昨年末に一般男性と入籍していたことを公表したほか、2月には新型コロナウイルスに感染。4月には主演ドラマ『恋はDeepに』(日本テレビ系)がスタートしたが、石原が演じるヒロインが「人魚風のキャラクターだった」という異色の設定で驚かせた。
今月7日には、東京オリンピックの聖火ランナー公式アンバサダーとして長崎の平和公園で聖火リレーを敢行。また、17日には毎年恒例となっている「サントリードリームマッチ」の始球式で名投手・斎藤雅樹のサイドスロー投法を披露してネット上を湧かせた。
これらのニュースが報じられるたびにネット上には賛否の声が飛び交い、なかには厳しい声も目立つ。しかも、演じれば「いつも同じ」、発言すれば「わがまま」などの厳しい声は結婚後もまったく変わっていない。
なぜ石原は繰り返し厳しい声を浴びながらも、トップ女優であり続けられるのか
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