大きく変化を遂げてきたアメコミにおけるLGBTQ+
『TheGuardian』によると、マーベルは1980年代に「マーベル・ユニバースにゲイはいない」という方針をとり、1990年代には、保守的な抗議に応えて、著名なLGBTQ +キャラクターが登場するコミックに「大人専用」のラベルを付けたという。
しかし、時代は大きく動き始めている。ライアン・レイノルズ演じる“無責任ヒーロー”デッドプールはパンセクシャル(全性愛者)であることが明らかにされており、X-MENのヒーロー、アイスマンは2015年にはゲイという設定になっている。一方、DCコミックスのスーパーヒーローであるワンダーウーマンは、コミックスでの設定はレズビアンであり、ルビー・ローズが演じたダークヒーローのバットウーマンはレズビアンのヒーローだ。
今後アメリカンコミックの世界でLGBTQ+のヒーローの活躍がどう描かれるのか興味は尽きないところだ。『The United States of Captain America』は6月2日に発売予定。