CULTURE | 2021/03/30

マーベル、LGBTQ+の『キャプテン・アメリカ』が誕生。トランスジェンダーのアーティストがデザイン

文:行磯イサカ
キャプテン・アメリカの新境地にアメコミファンが注目
アメコミの旗手マーベル・コミックスは、『キャプテ...

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大きく変化を遂げてきたアメコミにおけるLGBTQ+

『TheGuardian』によると、マーベルは1980年代に「マーベル・ユニバースにゲイはいない」という方針をとり、1990年代には、保守的な抗議に応えて、著名なLGBTQ +キャラクターが登場するコミックに「大人専用」のラベルを付けたという。

しかし、時代は大きく動き始めている。ライアン・レイノルズ演じる“無責任ヒーロー”デッドプールはパンセクシャル(全性愛者)であることが明らかにされており、X-MENのヒーロー、アイスマンは2015年にはゲイという設定になっている。一方、DCコミックスのスーパーヒーローであるワンダーウーマンは、コミックスでの設定はレズビアンであり、ルビー・ローズが演じたダークヒーローのバットウーマンはレズビアンのヒーローだ。

今後アメリカンコミックの世界でLGBTQ+のヒーローの活躍がどう描かれるのか興味は尽きないところだ。『The United States of Captain America』は6月2日に発売予定。


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