東大法学部卒の人気タロット占い師、ムンロ王子。IT会社社長、シャンソン歌手としての一面も持ち合わせおり、独特のオネエキャラで、テレビ番組や雑誌に引っ張りだこの占い界のニューカマーだ。
“ハイブリッド・パフォーマー”を名乗り、これまで1万2000人以上を鑑定。昨年の日本ダービーでは万馬券を見事的中させた。
そんなムンロ王子の連載がFINDERSでスタート。「なぜか当たる」と評判のタロット占いと多岐にわたる経験で、読者の悩みにズバッと切り込む人生相談コーナー「ムンロ王子の当たりすぎるタロット人生相談」が始まる。
そこで、ムンロ王子に占ってほしい!というFINDERS読者から相談内容を募集する。あなたの今直面している悩みを、こちらのフォームから投稿していただくか、あるいは名前(仮名可)・性別・年齢とともにmunro@cnsmedia.jpにメールしていただきたい。
今回は第0回後編として、近年トラブルの絶えない編集長・米田がムンロ王子に悩みを打ち明け、解決策を占ってもらった。
聞き手:米田智彦 構成:平田提 文:岩見旦 写真:NOJYO
ムンロ王子
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東京大学法学部卒の異色のタロット占い師(パワータロット・カウンセラー)。その他IT会社社長をはじめ、シャンソン歌手、朗読劇プロデューサーなど、さまざまな顔をもつハイブリッド・パフォーマーとしても知られている。朝日カルチャーセンター他、都内カルチャー教室におけるタロット占い講座を展開して、これまでに生徒数は100人を超える。
顔面の帯状疱疹とギックリ腰。満身創痍の編集長の行く末は?
ムンロ王子:早速タロットで占いましょう。何を知りたいですか?
米田:今年で47歳になりまして、年が明けていきなり顔面の帯状疱疹になって右目が開かなくなったんです。それがある程度治ったと思ったら今度はギックリ腰になり、自宅療養をすることになりました。たぶん、心身ともにストレスや疲れが溜まっていたんだと思います。会社もメディアも3年目に入って、経営者・編集長として成功させなきゃいけない、というプレッシャーもあります。ですから、これから歳を重ねる中で、自分がどうしていったらいいのか、今模索している状況です。
ムンロ王子:じゃあタロットでお見せしますね。自分の姿を鏡で写して見るような、そんな気持ちでいてくださいね。カードは全部で78枚あります。上下で(正)(逆)と意味が変わるので150通りの意味になります。それをどこにどう引くかで、その人の力を見るんです。カードをゆっくり切ってください。
過去…ワンドの6(逆)
現在…カップの3(正)
未来…カップの8(逆)
結果…隠者(正)
周囲…月(逆)
本人…戦車(正)
対策…恋人(正)
全体支配力…カップの10(正)
ムンロ王子:今回の問いに対する答えが「結果」で「隠者」(正)。「全体支配力」は「カップの10」(正)で家族円満って出てるの。実家とはうまくいってるの? ご両親は?
米田:健在です。帯状疱疹やって、うちの母親がわざわざマンションまで泊まりに来たりとか、結構支えてくれましたね。
ムンロ王子:それかもしれませんね。「周囲」のカードが「月」(逆)。「月」(正)だと霧がかかって見通しが立たない不安な気持ちといって、もや~んとして先の見通しが立たない。それがひっくり返って(逆)なので、徐々に晴れてきてだんだんと見通しが立っていきます。
「本人」のカードは「戦車」(正)で、突っ走っている姿。いわゆるキャタピラがついてる装甲車じゃなくて、中世の一人乗りの馬車みたいな感じでめちゃくちゃスピーディー。操縦不能な戦車が、どこ向かってるか分からない姿なんだけど、これはうまく走っているんですよね。
「過去」は「ワンドの6」(逆)。この相談の出発点ですけど、(正)だったら勝ってパレードしている姿ですけど、ひっくり返って(逆)だと敗北、負ける、落胆する、劣等感、がっかりしている姿です。それが「過去」にあって、だんだんもやもやしたものが「月」(逆)で霧が晴れつつあって、「戦車」(正)で突っ走る準備ができているってそんな感じね。
「未来」(3カ月先)は「カップの8」(逆)で楽しんでいる姿。8個のカップを積んできたのを、思いっきり飛び出してる。8個は8年間。何かあなたは8年間やってきたことを振り切って、思い切り飛び出したよねと。
米田:まさにそうなんです! 実は8年間ライフワークとしてきたプロジェクトが一旦仕切り直しということで、先日終了したところだったんですよ。
ムンロ王子:それはよかったんですよ。「結果」のカードは「隠者」(正)。「隠者」というのは山奥にこもって修行している姿。自分の人生と向き合うっていうカードなんですね。これがテーマなんですよ。ど真ん中にあってね。人生と向き合いなさいっていう。
「対策」のカードは「恋人」(正)。これはアドバイスね。恋人といるようなウキウキと楽しい気持ち。目先の楽しみじゃなくて、本能に忠実になりなさいってことなの。自分が喜ぶことをやりなさいってこと。離婚は大変だったんでしょうけど、別れることによって一応解放されてるわけよね。それで突進できるようになって、さてどこに向かっていくかですね。