文:岩見旦
迫りくる出社時間と温かい毛布。あと5分だけと考えているうちに二度寝し、大事な会議に大遅刻。
朝活がブームになる一方、どうしても朝起きるのが苦手という人も決して少なくないだろう。そんな人たちが思わず共感する、アラーム設定がSNS上で注目を集めている。
小刻みにたくさん設定するアラームが話題
あるTwitterユーザーが3日、「起きれない人間ほどこういうアラームのかけ方するの知ってる」というコメントとともに、スマホのキャプチャを投稿した。「5:30」「5:40」「5:45」「5:55」……と5分おき、10分おきに、小刻みにたくさんアラームが設定されている。
このツイートは現在、約3万5000件のリツイートを記録し、「めっちゃ分かる!」「分かりみが深い」「結局起きれないの知ってる」など、思わず頷いた人からのコメントが殺到。さらに、実際に同じようなアラーム設定をしているスマホのキャプチャが次々と寄せられた。
正直なところ、筆者もまったく同じアラーム設定をしている。本当は最初のアラームで起き、朝食を食べて家を出るつもりで前の晩寝るが、毎朝遅刻ギリギリの最後のアラームで慌てて飛び起きている。どうやら同じく慌ただしい朝を迎えている人が日本中にいるようだ。
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目覚ましアプリと光目覚まし時計でスッキリ起きよう
それでは、朝が決めた時間に起きるために、どのような対策を取れば、良いのだろうか。Twitter上には「寝る前にスマホを見ない」「スマホではなく目覚まし時計を使う」「次の日の起きる時間を口に出す」などのアドバイスが挙がった。中でもおすすめの寝起きに関するライフハックを2つ紹介する。
一つは、スマホの目覚ましアプリだ。上記のアラームとの違いは、眠りの浅いタイミングで起こしてくれるところ。枕元にスマホを置くことで、スマホ内蔵のマイクや加速度センサーのデータから、私たちの眠りの深さをチェック。スッキリ起きられるポイントでアラームを鳴らすのだ。「Sleep Cycle」「Sleep Meister」などをダウンロードしてみよう。
「Sleep Cycle」
もう一つは光目覚まし時計。タイマーを設定した時間に、朝日を再現した明るさでLEDライトが点灯する。大脳を覚醒させるセロトニンの分泌を促すメカニズムで、「光目覚ましinti4」などが販売されている。この他にも、起床時間にカーテンを自動で開ける「めざましカーテン mornin' plus」といった商品もある。
これで、遅刻の常習犯のあなたも明日からはちゃんと目覚めることができるかもしれない。
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