CULTURE | 2019/05/07

「発想に脱帽」 時刻表風の歴代元号一覧が素晴らしい! 大化から令和まで248個を掲載

文:岩見旦
2019年5月1日から、新しい元号「令和」が始まった。645年に大化から元号がスタートして以来、248番目...

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文:岩見旦

2019年5月1日から、新しい元号「令和」が始まった。645年に大化から元号がスタートして以来、248番目の元号となる。

この大化から令和までの元号を、時刻表風にまとめた画像がSNS上で注目を集めている。

歴代元号を時刻表にした投稿が話題

この時刻表風の画像を制作したのはTwitterユーザーのナポリタンさん。西暦の上2桁を「時間」、下二桁を「分」に見立てて、オリジナルの時刻表を作り上げた。例えば、1926年から始まった「昭和」は19時26分として載せている。

京都と吉野の2つの朝廷が存在し、それぞれが元号を決めていた南北朝時代は、「赤…南朝」「青…北朝」というように色分けして掲載。また、天平感宝から神護景雲まで続いた漢字4文字の元号は、2文字に略している。

2日に投稿したこのツイートは瞬く間に拡散され、現在3万1000件を超えるリツイートを獲得。「発想に脱帽!」「教科書に採用してほしい」「見やすいし、分かりやすい」などの称賛の声が相次いだ。

さらに、1100年代から1300年代は目まぐるしく元号が変わったこともあり、昼間の時間帯はダイヤが異様に過密に。一方で、終電が20時代と早すぎることもあり、SNS上では多くのツッコミが寄せられ、大きな盛り上がりを見せた。

歴代天皇の時刻表や歴代元号の路線図も

ナポリタンさんは歴代元号に加え、歴代天皇も時刻表風にデザイン。女帝や長寿などのマークも描かれており、創意工夫が凝らされている。

また、ライターの西村まさゆきさんは自身のTwitterに、歴代の元号を電車の路線図風に描いた画像を投稿。元号が始まった年が運賃になっており、各時代の名称が路線名で表現した。こちらも必見だ。

西暦と元号や天皇を暗記するのは、かなり難しいもの。しかし、このように時刻表風にすると、感覚として理解しやすいのではないだろうか。日本の歴史を楽しく学ぶことができるきっかけになるに違いない。