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スマホ動画撮影の二大天敵「手ブレ・バッテリー切れ」を同時に解決する「OSMO MOBILE 2」 プラス1アイテムで広がるiPhoneの楽しみ方(1)
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  • 2018.09.05
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スマホ動画撮影の二大天敵「手ブレ・バッテリー切れ」を同時に解決する「OSMO MOBILE 2」 プラス1アイテムで広がるiPhoneの楽しみ方(1)

「OSMO MOBILE 2(左)」と「3軸電子制御カメラスタビライザー(右)」

ガジェットやアプリなど、もう1アイテムを加えることでiPhoneの楽しみ方をもっと広げようという本企画。第1回目には、まるで映画のように滑らかな動画表現を可能にするハンドヘルド・ジンバル「OSMO MOBILE 2」を取り上げることにした。

伊藤 僑

Free-lance Writer / Editor 

IT、ビジネス、ライフスタイル、ガジェット関連を中心に執筆。現代用語辞典imidasでは2000年版より情報セキュリティを担当する。SE/30からのMacユーザー。

4K/60fpsの高画質ビデオ撮影をもっと楽しもう

iPhoneを愛用しているけど撮影するのはほとんど静止画で、動画はあまり撮らないという人が意外に多い。動画を良く撮るという人でも、メモ的な使い方や自撮り動画がほとんどだったりする。

最新のiPhone X/iPhone 8 Plus/iPhone 8なら、大画面で観ても美しい60fpsの4Kビデオ撮影が可能なのだから、その性能を生かした“凝った”動画撮影をしてみたいもの。他のiPhoneユーザーとは一味違う動画作品を撮りたいなら、オススメなのはハンドヘルド・ジンバル(スタビライザーとも言う)だ。

高画質の動画を撮影できるようになったiPhoneだが、撮影しやすくデザインされた専用のビデオカメラに比べると、撮影中に安定してホールドし続けることは難しい。

iPhoneの美しい素材やスマートな形状も、動画撮影用途には滑りやすくホールドしにくい。そのため、「せっかく美しい景色を撮ったつもりだったのに、手ブレが酷くてガッカリ」と言う経験をした人も少なくないだろう。その弱点を補い、まるで映画のように滑らかな動画表現を可能にするのがハンドヘルド・ジンバルだ。

iPhone対応のハンドヘルド・ジンバルの中でも特にオススメなのは、世界最大手のドローンメーカーとして知られるDJI社(DJI-Innovations)の「OSMO MOBILE 2」だ。

開封時のOSMO MOBILE 2。充電用のケーブルが付属する。

OSMO MOBILE 2のバッテリー駆動時間は、なんと最大15時間。長時間ブレのない美しい動画を撮影し続けることができる。iPhone用の予備バッテリーとして充電しながら長時間ライブ配信することも可能だ。

iPhone Xのみで撮影したテスト動画(上)とOSMO MOBILE 2にiPhone Xを装着して撮影したテスト動画(下)。

新旧ハンドヘルド・ジンバルの比較

新し物好きの筆者は、 GoPro/iPhone/スマホ対応の「3軸電子制御カメラスタビライザー」が2015年1月に登場すると、すぐに飛びついた。購入したのは珍しいものが揃う、あの「サンコーレアモノショップ」だ。

新旧ハンドヘルド・ジンバルのスペック

OSMO MOBILE 2:サイズ 幅113×高さ295×奥行き72mm、重量 485g、連続駆動時間 約15時間 価格 16,800円(税込)。iPhone対応サイズは、幅58.6~84.8mm、厚さ 8.4mmまで。iPhone SEからiPhone 8PLUSまで。 

3軸電子制御カメラスタビライザー:サイズ 幅123×高さ260×奥行き85mm、重量 478g、連続駆動時間 約3時間 価格 25,800円(税込)。iPhone対応サイズは、幅75mm×厚さ10mm以下で5インチサイズ推奨。

OSMO MOBILE 2(左)と3軸電子制御カメラスタビライザー(右)

しかし、残念ながらイマイチ満足できなかった。

筆者の場合、山の中を走るトレイルランニングやロードバイクが趣味なので、駆動時間が3時間では途中でバッテリーが切れてしまい、残念な思いを何度もしている。再充電には時間がかかるし、そもそも山の中や移動中のロードサイドには手軽に充電できる場所はほとんどない。

使う目的にもよるが、ハンドヘルド・ジンバルは駆動時間の長いものを選びたい。

アプリ「DJI GO」と連携して実現できること

OSMO MOBILE 2にはiPhone(Android)用のアプリ「DJI GO」が用意されており、ブルートゥースでiPhoneとOSMO MOBILE 2を接続することで、単なる手ぶれ補正用ジンバル以上の機能を提供してくれる。

OSMO MOBILE 2。上はiPhone Xをポートレート(縦)モードで装着したところ。

DJI GOによって実現される機能には、ズームコントロール、アクティブトラック、タイムラプス、モーション・タイムラプスなどがある。

ズームコントロールは、OSMO MOBILE 2がハンドル部に装備している「ズームスライダー」を操作することで、iPhoneに直接触れることなくカメラのズーム操作をすることができる機能。「シャッター/録画ボタン」で録画の開始/停止や静止画のシャッターもOSMO MOBILE 2側で操作できる。

OSMO MOBILE 2の操作部。上から、ズームスライダー、ジョイスティック、シャッター/録画ボタン。

アクティブトラックは、画面上で追跡したい対象物をタップすると、自動的に動きを追尾しフォーカスし続ける機能。静止画をつなぎ合わせて作るタイムラプス動画や、最大5つのカメラ位置を使用して、カメラを自動的に動かしながらタイムラプス撮影を行うモーション・タイムラプス、移動撮影とタイムラプスを組み合わせた「ハイパーラプス」といった機能も提供される。

大容量のバッテリー(2,600mAh)を搭載しているため、撮影しながらiPhoneへ充電することも可能だ。

動画投稿SNSに一味違う画像を投稿しよう

動画投稿サイトといえば、かつてはYouTubeやニコニコ動画が人気を独占していたが、最近では競合するサービスが続々と登場している。

ユーザー数10億人を誇る写真・動画共有アプリInstagramは、最大1時間の動画をアップロード可能な新アプリ「IGTV」を2018年6月にリリース。若い女性を中心に人気を集めている動画SNS「Tik Tok」を運営する中国企業「Bytedance Technology」は、新たな資金調達によって、ウーバー(680億ドル)を抜いて、世界で最も企業価値の高いスタートアップ企業になろうとしている。

IGTVもTik Tokも、縦向き動画が大きな魅力となっている。ポートレート(縦向き)モードにも対応できるOSMO MOBILE 2にピッタリのサービスと言える。

今後はますます魅力的な動画を撮りたいと言うニーズが高まって行くことだろう。一味違う動画を撮るために、ハンドヘルド・ジンバルを活用しよう。

IGTV(上)とTik Tok(下)のiPhoneアプリ。


OSMO MOBILE 2

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