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豪出身ラグビー選手がコカイン所持で逮捕。来日するも日本で一度もプレーすることなく帰国するハメに【連載】阿曽山大噴火のクレイジー裁判傍聴(35)
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  • 2022.03.29
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豪出身ラグビー選手がコカイン所持で逮捕。来日するも日本で一度もプレーすることなく帰国するハメに【連載】阿曽山大噴火のクレイジー裁判傍聴(35)

「こういった形で人を傷つけるのは望んでいませんでした」

Photo by Shutterstock

続いて検察官から。

検察官「取り調べで答えてますけど、本件以前にオーストラリアで使ったことがあると?」
D被告人「はい」
検察官「日本で最初に購入したのはいつですか?」
D被告人「12月29日です」
検察官「2袋とも当日買ったんですか?」
D被告人「はい」
検察官「2袋買った理由は何ですか?」
D被告人「両方とも使用するためだったと思います。酔って覚えていません」
検察官「1人で使おうと思っていた?」
D被告人「はい」
検察官「2袋で何回分なんですか?」
D被告人「わかりません」
検察官「六本木で購入できるというのは知っていたんですか?」
D被告人「チームメイトから聞いたことがあります」

これはどのチームメイトなのか気になるところですが検察官は追及せず。

検察官「弁護人の質問で、リハビリ施設に入るって言ってましたけど、何の施設ですか?」
D被告人「メンタルヘルスであったり、薬物であったり…」
検察官「あと、どういう時にコカインを使ってたんですか?」
D被告人「オーストラリアでですか?」
検察官「はい、オーストラリアで」
D被告人「それは答えたくありません」

と過去のことを訊かれて答えを拒んだところで質問は終了。

裁判官からは何も訊かれることはなく、被告人質問終了です。

このあと、検察官は懲役1年6月とコカイン2袋没収という求刑をしました。

そして最終陳述。

裁判官「最後に述べたいことがあれば言ってもらっても構いません」
D被告人「申し訳なかったと思います。こういった形で人を傷つけるのは望んでいませんでした。日本国内の方々には楽しんでもらいたかったです」

と述べて、初公判は閉廷。これが日本の公の場でのD被告人の最後の言葉となったのです。

そして初公判から10日後の3月14日。D被告人に対して判決が言い渡されました。結果は、懲役1年6月執行猶予3年とコカイン2袋没収。

前科もなく反省しているのが執行猶予判決になった理由だそうです。そして、判決理由の朗読を終えると、

裁判官「あなたにとって大きな出来事だったと思います。今回のことを忘れずに更生の道を歩んでいってください」

と説諭です。ラグビーファンとして一言付け加えたかったんでしょう。結果的にコカインをやるための来日になっちゃてるもんなぁ。オーストラリアでの再活躍に期待しましょう。


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