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筋ジストロフィーの息子の電動車イス募金のため、超高所恐怖症の父親がスカイダイビングに挑戦
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  • 2020.09.17
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筋ジストロフィーの息子の電動車イス募金のため、超高所恐怖症の父親がスカイダイビングに挑戦

文:滝水瞳

子どもが危機にさらされた時、親は手段を択ばず命を懸けて子どもを救おうとするだろう。

並々ならぬ意気込みで息子を支えようとする1人の父親の姿に、今世界中から応援の声が集まっている。

イスにも上れない高所恐怖症の父親

イングランド・ダベントリーに住むジョシュ・コリンズさん(28歳)には、8歳になる息子のザック君がいる。『LADBible』によると、ザック君は3年前、筋力が落ちる難病「デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)」を発症。この病は心筋症や呼吸障害などを引き起こすため、30歳を越えて生存する例はほとんどないと言われており、治療法はいまだ見つかっていない。ザック君は足や手の筋力が衰えて自身の力では車イスを動かせず、周りの協力が必要だった。

ジョシュさんは日中仕事でおらず、奥さんのローラさん(28歳)は今年初めに女の子を出産。ベビーカーと車イスを同時に押すことができないため、ザック君に電動車イスを購入することにした。しかし、電動車イスの購入には保険が適用されず、約1万ポンド(約140万円)もの大金が必要だ。

そこでジョシュさんは8月3日、クラウドファンディングサイト『GoFundMe』で寄付金を集めるプロジェクトを立ち上げた。さらにジョシュさんは、目標金額に達すればスカイダイビングをするという人生最大の課題を発表した。実はジョシュさん、イスの上に登ることさえ恐怖を感じるという大の高所恐怖症だ。息子のために約3000メートル上空から急落下するという課題を自身に突き付けた。「いつも高所が怖い。見下ろしてバランスを失い、めまいがする」と語りながらもジョシュさんは覚悟を決めた。

次ページ:1カ月足らずで目標達成

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