書体を香りで感じる体験を再提案 文化を背景にしたコラボが再び登場
神戸マッチ株式会社が手がける着火具のいらないお香 「hibi」 は、フォントメーカーの株式会社モリサワとのコラボレーションボックス 「hibi×モリサワ 書体で感じる日々の香り。」 を、2026年4月10日(金)よりhibi直営店およびオンラインストアで販売を開始した。
本商品は、2018年に発売され好評を得たコラボレーションの再登場となるもので、書体と香りという異なる文化を組み合わせ、香りを書体で感じ、書体を香りで読むという体験を提案している。今回の再販売では、過去のアーカイブをもとに内容を見直し、両社が積み重ねてきた文化を現在の感覚で捉え直している。文字文化を支えてきたモリサワと、マッチの製造をルーツに持つ神戸マッチ。それぞれの背景を踏まえた上で、日常の中に取り入れやすい形へと落とし込まれている。
hibiは2025年にブランド誕生から10周年を迎え、11年目に入った。今回の再販売には、これからの10年に向けた節目としての意味も込められている。
ボックスには3種類の香りが収められている。書体ごとの個性を香りで表現し、視覚情報である文字を嗅覚へと置き換える試みだ。A1ゴシックはゼラニウムの甘く温もりのある香り、リュウミンは檜の落ち着いた香り、フォークはレモングラスの爽やかな香りで構成される。書体を読む対象から感じる対象へと変化させている。
「hibi」 は、マッチのように擦って火をつけるお香として2015年に誕生し、兵庫県播磨地方のマッチ産業と淡路島の線香づくりという二つの伝統を背景に、約3年の開発期間を経て実現した製品。日常の中で気軽に香りを楽しむというコンセプトのもと展開されてきた。
モリサワは、プロ向けフォントからUDフォントまで幅広く開発するフォントメーカーであり、クラウドサービス 「Morisawa Fonts」 をはじめとした提供を行っている。文字を通じた社会への貢献を掲げ、書体文化の発展にも取り組んでいる。
今回のコラボレーションは、香りと書体という異なる領域を横断しながら、感覚と文化の両面に触れる時間を提案するものだ。短い時間の中で体験を完結させる 「10ミニッツアロマ」 というフォーマットの中で、新たな読み取り方を提示している。
神戸マッチ株式会社
http://www.kobe-match.co.jp/
株式会社モリサワ
https://www.morisawa.co.jp/