ITEM | 2026/04/11

500g の壁を超えた史上最軽量チェア
ヘリノックスの新作チェアとテーブルが登場へ

2026年5月、ヘリノックス・ジャパンが「Chair Zero LT」と「Table Zero LT」を発売

FINDERS編集部

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合計750g未満。軽さと携行性を突き詰めた新シリーズ

ヘリノックス・ジャパン が、バックパッキング向けの新製品として 「Chair Zero LT」 「Table Zero LT」 の発売を予定している。注目は、2製品を合わせても750g未満に収まる軽量性だ。携行装備を少しでも絞りたい登山やハイキング、トレイルの現場で存在感を放つラインアップになりそうだ。なかでも 「Chair Zero LT」 は、重量494gを実現した。同社のバックパッキングチェアとして初めて500gを下回るモデルであり、500mlのペットボトルよりも軽い。収納時はペットボトルサイズまで小さくなり、バックパック内のスペースを抑えながら持ち運べる。

素材には新開発の GhostGrid™ を採用した。高強度モノフィラメントによるリップストップ構造によって、化学コーティングを施さずに強度と耐摩耗性を確保したという。従来のアウトドア素材で必要とされてきたコーティング工程を省くことで、軽量化に加えて環境負荷の低減にもつなげている。フレームには、ヘリノックスが採用する7000系アルミ合金の DAC TH72M を使用する。さらに、金属研磨工程で従来使われてきた化学薬品を排し、リサイクルアルミ合金を用いたグリーンアノダイジング処理を施した。軽さだけでなく、素材選定や製造工程にも配慮を重ねたことがうかがえる。

加えて、新設計のX-Strapスタビライザーも導入した。砂地や土、軟弱地盤でも接地性を高め、沈み込みやぐらつきを抑えるという。軽量モデルでありながら、実際のアウトドア環境での使い勝手にも目を向けた仕上がりだ。

一方の 「Table Zero LT」 は237g。従来モデルの 「Table One」 と比べて約62%の軽量化を達成した。収納時はペットボトルサイズのケースに収まり、これまでテーブルを持ち出さなかった場面にも選択肢を広げる。チェアと合わせても総重量は750g未満で、バックパックのひとつのコンパートメントに収められるという。

稜線でのコーヒーブレイクからトレイルヘッドでの食事まで、休憩時間の快適さを少ない荷物で持ち運ぶ。その発想を、より現実的なものにする製品群といえそうだ。ヘリノックスが掲げる 「まだ、何を省けるか」 という問いは、単なる軽量化競争ではなく、道具のあり方そのものを見直す試みとしても受け取れる。


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