醸造・食・滞在をつなぐ体験型ワイナリー、五島の滞在価値を広げる取り組み
株式会社五島ワイナリー は、ワイン醸造・レストラン・ショップを一体化した新施設を2027年4月に開業予定であると発表した。長崎県内では初となる 「泊まれる体験型ワイナリー」 として、既存の宿泊施設とも連携し、五島の自然や食、ワインを一体的に体験できる場の創出を目指す。
施設では、ガラス越しに醸造工程を眺めながら食事を楽しめるレストランを設けるほか、五島を象徴する鬼岳を正面に望むテラス席も整備する。テラスはペット同伴も可能で、開放的なロケーションの中でワインと食事を楽しめる。
また、ワインの製造・販売に加え、飲食や宿泊までを一体化することで、単なる見学にとどまらない滞在型の体験を提供する。五島産ぶどうの活用など地域資源を取り込みながら、観光客の滞在時間を延ばし、地域経済の循環にもつなげていく考えだ。
五島列島は年間20万人を超える観光客が訪れる一方で、滞在型コンテンツの不足が課題とされてきた。同社はこれまでのワイン製造・販売に加え、体験や滞在を軸とした事業展開を進めることで、地域農業の活性化と安定した収益基盤の構築を両立させる方針である。
開業に先立ち、2026年からはワイナリーツアーやワインウェディング、レストラン利用、宿泊プランなどの情報発信や予約受付を順次開始する予定としている。
株式会社五島ワイナリー
https://www.goto-winery.net/