BUSINESS | 2026/09/07

SHINYが世界で初めて選んだのは、日本の新人監督たちだった

英国発の映像アワードが日本初上陸、11月5日に東京でショーケース&アワード開催

FINDERS編集部

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受賞をキャリアの入口に変える「SHINY AWARDS」が日本初上陸、11月5日に開催

映像業界で新人監督が実力を発揮しても、それを海外の仕事につなげる回路は驚くほど少ない。その課題に一つの答えを示してきたのが、英国ロンドン発の映像クリエイティブアワード「SHINY AWARDS」である。

マウントメルビル株式会社(Mt.MELVIL、東京都渋谷区、代表取締役CEO:山脇愛理)は、SHINY AWARDSを主催するShiny Directorsとの地域ライセンス契約に基づき、2026年11月5日(木)、東京都内で「SHINY AWARDS JAPAN」を開催すると発表した。SHINYが設立以来初めて結んだ地域ライセンス契約であり、今後他地域へ展開していく際のひな形になる案件でもある。

SHINY AWARDSがほかの映像アワードと一線を画すのは、受賞をゴールにしない設計にある。受賞した監督を海外のプロダクション、広告代理店、クリエイティブディレクター、ブランドへとつなぎ、次の仕事を生み出す「キャリアプラットフォーム」として機能してきた。日本開催でも、エントリー作品の中から選ばれた10作品を上映し、3つのAwardsを贈る「SHOWCASE & AWARDS」形式で実施される。エントリー対象は日本在住の映像監督、および日本人ディアスポラの監督である。

SHINY AWARDSは2020年代のロンドンで生まれ、短期間で存在感を高めてきた。2025年は64作品が上映され、190を超える業界関係者が審査に参加した。受賞作品の70%は、これまで十分な機会を得てこなかった背景を持つ監督(アンダーレプレゼンテッド・クリエイター)による作品だった。歴代受賞者には女性・ノンバイナリーが41%、グローバルマジョリティが36%、LGBTQIA+が19%を占めるなど、多様な背景を持つ才能の発掘を重視してきた実績がある。

受賞者にはメンタリングや代理店紹介、ポストプロダクション支援を含む38の賞が贈られ、才能データベース「Shiny List」には1,000本以上の映像作品が掲載されている。2026年春にロンドンで開催された直近のイベントはチケットが即完売し、審査員パネルには70社を超える企業が名を連ねた。

日本開催のきっかけは、Mt.MELVIL代表の山脇愛理がロンドンでSHINYの授賞イベントに参加した経験にある。若い監督たちが賞そのものではなく、次のキャリアへとつながっていく仕組みに強く心を動かされたことから、主催者のキャロライン氏との直接交渉が始まり、今回の日本開催が実現した。ロサンゼルスと東京を拠点にClean Agency、Sustainability、DE&Iを事業の軸に据えてきたMt.MELVILにとって、才能とキャリアをつなぐSHINYの仕組みを日本に持ち込むことは、その延長線上にある取り組みだといえる。

SHINY AWARDS JAPANの審査には、マウントメルビルと同様に国内外でクロスボーダーの制作を手がけるプロダクション4社が協力パートナーとして加わる。BLACK CAT WHITE CAT MUSIC、NION、NAKAMA FILM、NOMAD Editの4社で、ゲスト審査員とともに審査を担う体制である。日本と世界のカルチャーや感性をつなぎながら活動してきた各社の知見が加わることで、新人監督の発掘から海外プロダクションとの接続まで、より厚みのある体制が築かれる。

会場の詳細は追って発表される予定で、2026年9月7日(月)にはエントリー募集が始まる。審査内容や審査員については、募集開始にあわせて別途発表される予定である。

山脇は「新人監督の作品を、映像業界のプロフェッショナルたちが放課後のようなフラットな空気で迎え入れ、評価するだけでなく、その先の『次』につながるきっかけまでつくっている」というSHINYの姿勢に共感したことを明かしている。海外で活躍する糸口を探してきた日本の若手監督にとって、賞のその先にある仕事の入口が、11月に一つ増えることになる。


SHINY AWARDS JAPAN
日時:2026年11月5日(木)
会場:東京都内(詳細は追って発表)

主催:マウントメルビル株式会社(Mt.MELVIL)

特別協力:SHINY(Shiny Directors/英国)

パートナーズ:BLACK CAT WHITE CAT MUSIC/NION/NAKAMA FILM/NOMAD Edit

形式:SHOWCASE & AWARDS(エントリー作品の中から選出された10作品を上映し、3つのAwardsを授与)

エントリー対象:日本在住の映像監督、および日本人ディアスポラの監督

エントリー募集開始:2026年9月7日(月)


公式サイト
https://www.shinydirectors.com/