EVENT | 2024/11/16

“体験”して魚の魅力を“体感”
「小田原あじ・地魚まつり」 が開催

小田原市が主催する漁港イベントに食系YouTuberが
多数所属する事務所 「Carry On」 が講師を派遣

文・写真:Carry On提供 編集:カトウワタル(FINDERS編集部)

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日本最大級のおさかなワークショップを実施

2024年10月27日(日)、神奈川県小田原市は小田原漁港において、「小田原あじ・地魚まつり」 を開催した。このイベントは小田原市が主催し毎年開催されているもので、日本人の魚介摂取量の減少を防ぐことを目的とし、実際に魚を食べたり、触ったり、捌いたりすることで魚介についてより深く知ってもらうもので、小田原の祭りの中でも集客数の多い人気イベントだ。

今年のテーマは、「体験」「体感」。早朝に水揚げされた小田原の新鮮な地魚を買うことができるイベントや、地魚グルメ店、模擬セリへの参加体験、泳ぐ魚を直接さわることのできるイベント、サプライズイベントなどなど、大人も子どもも楽しめる盛りだくさんの企画が用意された。

200人強が体験イベントに参加

たくさんの種類の魚を獲ることができる小田原漁港

神奈川県西部にある小田原漁港は、日本の三大深湾と言われている相模湾に面した漁港。年間3,000tもの漁獲高があり、その97%が定置網漁だという。また日本で獲れる魚は約4,000種と言われており、そのうち相模湾で捕れる魚は約1,300種とも言われている。

こんなにも多くの種類の魚が獲れる理由は、小田原漁港から船で沖に出ると僅か数分で水深1,000m以上の海域に到達する海域にある。

この海域には主に2つの海水の層があり、一つ目は、表層に温かい黒潮系の海水が流れており、これによって多様な魚が相模湾に運ばれてくる。二つ目は水深約250mから1,000m付近に北からの冷たい親潮系の海水が流れ込んでおり、これにより相模湾には豊富な栄養がもたらされるという。そのため小田原漁港はたくさんの種類の魚が獲れる日本有数の漁港となっている。

さまざまな魚が獲ることができる小田原漁港

なぜYouTuber事務所が講師を派遣?

今回行われた「小田原あじ・地魚まつり」 では、実際に魚を食べたり、触ったり、捌いたりすることでもっと魚の魅力を知ってもらうために、日本最大級の 「おさかなワークショップ」 が行われた。その中での目玉企画 「寿司・刺身づくり体験」 に YouTuber事務所のCarry On が社員を講師として派遣した。

なぜYouTuber事務所が?という疑問を持つ人も多いかと思うが、Carry On は FINDERS でも紹介している 「きまぐれクック」 「へんな魚おじさん」 など、食系YouTuberが数多く所属している事務所。YouTubeなどSNSの発信力を活かし、食で困っている企業を救うことや、一次産業の活性化を目指している。

また、同社の水産販売部では、魚介類の販売を行っているECサイト 「うお樹水産」 を運営しており、今回派遣された同社スタッフの青木さんは、日々小田原漁港で仕入れを担当しており、前職では寿司職人だっとこともあり今回講師として派遣されることになったという。

Carry On 水産販売部から講師として派遣された青木さん
朝に水揚げされたばかりの新鮮な魚を使用して自ら握ったお寿司は格別に美味しそう

今回行われた寿司体験は、「小田原あじ・地魚まつり」 でも初めての試みだっというが、講師やサポートスタッフの協力により無事終了することができたという。

この度社員を派遣した Carry On によると、こうして実際に体験することによって、今まで知らなかった魚の捌き方を知ったり、食べたことがなかった魚のネタを食べる機会へとつながったり、魚に対しての視野が広がるきっかけになったのではないかといい、今後もこのようなイベントを企画していくという。


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うお樹水産
https://uokisuisan.theshop.jp/

うお樹水産 Instagram
https://www.instagram.com/uokisuisan/

青木さんのInstagram
https://www.instagram.com/taichi.uoki

Carry On
https://carry0n.co.jp/