EVENT | 2023/11/02

ゲーム、アニメ、マンガ業界の第一線で活躍するクリエイターが対談、講義、ライブペイントを行う「Archipel Caravan」が開催

文:FINDERS編集部

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飯野賢治の追悼ドキュメンタリーが初公開

クリエイティブチームのArchipelが主催するゲーム、アニメ、マンガに特化したイベント「Archipel Caravan(アルシペル・キャラバン)」が新宿・東京日仏学院で12月15日から12月17日まで開催される。

Archipelは、ドキュメンタリーを通じて日本のクリエイター・アーティスト・文化を紹介し、その魅力を世界に発信するクリエイティブチーム。本イベントは、ドキュメンタリー制作チームであるArchipelが、日本のクリエイティビティの実像、魅力を「映像以外」の手法で世界に伝えるべく、企画されたもの。

ゲーム、マンガ、アニメの3つの分野の第一線で活躍するクリエイターに焦点を当て対談やトークイベント、展示会、音楽ライブ、講義、ライブドローイングが行われる。『Dの食卓』や『エネミーゼロ』などゲーム作品を手がけたクリエイター・飯野賢治の没後10周年を記念した追悼ドキュメンタリーが初披露。あわせて過去のゲームや写真、書籍などを集約した特設展示会も行われる。

ゲーム分野からは、『バイオハザード』や『サイコブレイク』でディレクター・プロデューサーを務めた三上真司と『デビルメイクライ』や『ベヨネッタ』などを手がけたゲームクリエイターの神谷英樹が登場し、対談が行われる。初期の『バイオハザード』で協働し、奇しくも同じ2023年に前職を退いた2名がお互いのキャリアを振り返りながら、自身のクリエイティブ思考や、今後の展開について語る。

マンガ分野では、劇画ブームの立役者であり、80歳を過ぎた現在も現役の漫画家として活動するバロン吉元氏の特設原画展&トークセッションが行われる。アニメ分野からは、『サイバーパンクエッジランナーズ』EDの監督を務めたアニメーターの米山舞と短編アニメーション『PUPARIA』で注目を集めたアニメーション監督の玉川真吾が登場。新世代を代表する2名のアニメーターによる対談が実現する。

さらに、各分野のプロが講義を行う「マスタークラス」には、人気キャラクター「イルカのイルカくん」を生み出したクリエイティブチームAC部と、『孤高の人』『イノサン』を手がけた漫画家の坂本眞一、数多くの短編アニメや絵本を手掛け、その独自の世界観が高い評価を受けるアニメーション作家の山村浩二がそれぞれクラスを開講する。

イベントでは各分野で活躍するクリエイターによるライブパフォーマンスも行われる。「かわカッコいい」キャラクターを主体にしたMANGAスタイルのドローイングが特徴のイラストレーター・漫画家のAcky Brightは、本イベントのために用意したライブドローイングを披露する。

また、ゲームサウンドを手がける小林早織、光吉猛修、AC部とのコラボを数々手がけるアーティストのimaiの3名もライブパフォーマンスを行う。

開催セッション及びライブパフォーマンスはは以下の通り。

【開催セッション一覧】

・飯野賢治没10周年記念企画 | ドキュメンタリー上映
・特設展示
・トークイベント
・バロン吉元 | 特設原画展
・トークイベント(聞き手:山田参助)
・三上真司 × 神谷英樹 | 対談
・米山舞 × 玉川真吾 | 対談
・AC部 | マスタークラス・特設展示
・坂本眞一 | マスタークラス
・山村浩二 | マスタークラス
・Acky Bright | ライブドローイング
・光吉猛修 | ライブパフォーマンス
・小林早織 | ライブパフォーマンス
・imai | ライブパフォーマンス

参加には「基本入場 + ライブと展示観覧券」が必要で、別途各セッションごとに参加券の購入が必要。


『Archipel

期間:2023年12月15日(金)〜2023年12月17日(日)
会場:東京日仏学院
料金:1500円
※セッションへ入場は別途「整理番号付入場券1000円/1セッションごと」が必要