「Kimono Meets Africa 再創造される着物」
株式会社こたつが運営するエシカル・クリエイティブ・コレクティブ 「SHIFT80 (シフトエイティ)」 は、2025年2月15日(土)から2月20日(木)の日程で、東京・麻布十番のパレットギャラリーにて 「Tokyo Pop-up & Exhibition『Kimono
Meets Africa 再創造される着物』」 を開催する。
SHIFT80を運営する株式会社こたつの共同CEOを務めているのは坂田ミギー。FINDERSの連載でも登場したアフリカ・ケニアの巨大スラム街キベラとの出会いから自らの人生をシフトさせた人物で、SHIFT80を通じアフリカの孤児・貧困児童と女性へのサポートを目的に活動している。
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今回のポップアップでは、ケニアで話題を集め人気を博しているSHIFT80のアップサイクル着物の新コレクションを日本初公開。SHIFT80はケニアに溢れかえる古着と、日本の伝統着物とを、ケニアの才能あるデザイナー・職人らと協力し融合させる取り組みを行っているブランドだ。2024年12月にはケニア在住の若手デザイナーに活躍の機会を創出する 「SHIFT80 Design Prize」 を開催。アフリカ3カ国から応募が集まったこのコンペティションにはケニア国営放送KBCや、最も歴史ある新聞 The Standardにも取り上げられるなどますます注目を集めている。
アフリカ最大の古着輸入国ケニアと、日本の美意識・着物文化が交差する、唯一無二のアップサイクルアイテムを生み出しているSHIFT80。廃棄されるはずだった日本の着物とケニアの古着を、新たな価値をもって生まれ変わらせる試みを続けている。

なぜ今、「Kimono Meets Africa」なのか?日本で着る機会が減った着物 × ケニアに大量に送られる古着
ケニアはアフリカ最大の古着輸入国であり、日本を含む世界中から大量の古着が流れ込んでいる。この背景のもと、SHIFT80は日本で着る機会が減った着物と、ケニアで廃棄される運命にある古着を組み合わせることで新たな命を吹き込み、サステナブルなファッションの新たな可能性を創出することを目指している。
ポップアップでは一点物のアップサイクル着物アイテムに加え、アフリカ難民と共に制作したポーチ・バッグ、南部アフリカ・エスワティニで製作された古紙のアップサイクルピアスなどのアイテムも販売予定。
また、会場ではケニアの紅茶を楽しめるミニお茶会も実施。リラックスしながらアフリカと日本の融合を五感で体験することができる。

SHIFT80(シフトエイティ)について
ファッションを通じて社会課題の解決に取り組むエシカル・クリエイティブ・コレクティブ。ブランド名の由来である“余剰利益の80%を必要とする人々とシェアして世界をシフトさせる”という理念のもと、ケニアの貧困児童に学びの場を提供し、困難な状況にある女性たちをサポートしている。
また、先進国からアフリカに大量に送られる古着が引き起こす社会問題に取り組むため、ケニアのデザイナーやテーラーと連携し、古着をアップサイクルすることで新たな価値を創出。 さらに、ナイロビのキベラスラム出身の若者をモデルとして起用し、彼らが地元コミュニティのロールモデルとなる機会を提供。これにより、ファッションだけでなく、人々の意識や行動をポジティブに変えるきっかけを生み出している。
Tokyo Pop-up & Exhibition『Kimono Meets Africa 再創造される着物』
会期:2025年2月15日(土)~2月20日(木)
時間:11:00~19:00 ※15日は13:00~、最終日は17:00まで
会場:パレットギャラリー (東京都港区麻布十番2-9-4)
アクセス:麻布十番駅より徒歩3分(東京メトロ南北線4番出口 / 都営大江戸線7番出口)
入場無料・予約不要
オンラインストア
https://shift80.jp/
Instagram
https://www.instagram.com/shift80jp/