東映アニメーションの新規事業 『ONN’ON STUDIOS』 による、プロジェクト初の試みとなるVR空間を用いた新作ラインナップイベント「Virtual Anime Fes」が開催
1月27日、東京中目黒にオープンした「スペース中目黒」において、東映アニメーションの新規事業 『ONN’ON STUDIOS』 による、プロジェクト初の試みとなるVR空間を用いた新作ラインナップイベント 「Virtual Anime Fes」プレミア・アンバサダー任命式が開催され、記念すべき第一回アンバサダーにタレントの後藤真希が就任した。
同日にバーチャル空間で開催された 「Virtual Anime Fes」 は、1956年の大泉学園から近未来の渋谷まで4つの異なる空間を集約した 「ImaginalyPark2070」の常設ステージにて実施され、『正解するカド』 から真道幸路朗役の三浦祥朗、浅野修平役の赤羽根健治を迎えての朗読劇や、『怪獣デコード』 よりクラリス役の菊地瞳を迎えてのMRゲームの発売告知、『楽園追放』 の制作チームによる新作映画の製作発表など、さまざまなゲストが登場し、ライブ配信ならではといった演出も多数盛り込まれた。
そして 「Virtual Anime Fes」 のプレミア・アンバサダーに就任することが決定した後藤真希が任命式に登場、自身も最近Vチューバーとしての活動をはじめ、実際にバーチャル空間を体験したという後藤は、「どこも凄くて・・・特に野外のライブステージや、街中に大きな飛行機が飛んでいたり、建物が逆さになっていたのが凄かった」と、バーチャル空間ならではの世界感を満喫した様子。
また、今回の 『ONN’ON STUDIOS』 が時間と場所を超えたバーチャル空間であることにかけ、「もし過去や未来に行けるとしたら、どの時代のどこに行きたい?」 との質問に対しは、「江戸時代ぐらいの過去に行ってみたい、時代劇物のドラマが好き、その世界の中に入っていろいろ散策したい、大奥の世界を見てみたいと。」
またメタバース空間をプロデュースするのであれば、「アニメの中の世界感を実際に作って自分がそのキャラクターになって体験してみたい。」 と語った。これに対し、今回の企画プロデューサーの野口氏によると、「アニメの世界に入れるのが今回のコンセプト」 と解説すると、後藤も 「目玉おやじのお椀のお風呂に入りたい、一反もめんに乗ってみたい。とリクエストする場面も。
また会場には、今回「Virtual Anime Fes」のオープニングアクトでデビュー楽曲を初披露した 『サテライト』 のメンバーの「ねいろ」のキャラクターボイス下地紫野、「かえる」のキャラクターボイス高橋花林、「メモリ」(AI)の3人も登場し、会場を盛り上げた。
最後に、東映アニメーションの野口プロデューサーより委任状を受け取った後藤は、「Vチューバーの活動もはじめたばかりだけど、新しいことをはじめることは、好きなことが広がることだと思う。これからも色々とチャレンジしたい。」と語った。
今回初となる 「Virtual Anime Fes」だが、これを機に引き続き開催していくとのこと。今後のますますの盛り上がりに期待したい。
ONN’ON STUDIOS とは
東映アニメーションによる複数のワールドから構成されるVRChat上のバーチャル空間。過去の資料のアーカイブと、ユーザーのコミュニケーションの場を形成する目的でオープンされた。1956年の東映動画スタジオ、1999年のオタク部屋のほか、年代やテーマの異なる複数のワールドが集約したマルチバースなワールドを展開中。
公式X(旧Twitter): @Onnon_Studios
【関連記事】
中目黒徒歩1分 多目的スペース&撮影・収録・配信スタジオ
「スペース中目黒~SPACE NAKAMEGURO」が堂々完成!