最先端のXRコンテンツを渋谷パルコで味わい尽くす。アーティスト50組以上が集結する
複合型イベント「NEWVIEW FEST 2023」が開催が12月8日から開催

展示に加えライブ、トークショー、マーケットも開催

XR表現の探求プロジェクト「NEWVIEW」の2023年の集大成として複合型イベント「NEWVIEW FEST 2023」が12月8日から10日まで渋谷PARCOで開催される。

NEWVIEWは、Psychic VR Lab、パルコ、ロフトワークの3社による、3次元空間での「テック」偏重ではないXR表現を追求する、新たなクリエイティブ表現と体験のデザインを開拓する実験的プロジェクト/コミュニティー。ファッション、カルチャー、アート分野のXRコンテンツアワード「NEWVIEW AWARDS」、XRを総合芸術として学ぶアートスクール「NEWVIEW SCHOOL」を展開し、次世代クリエイターの発掘・育成・交流・発信を行ってきた。

本イベントは、アーティスト支援プログラム「NEWVIEW OPENCALL」の成果発表としてのエキシビションを中心に、2018年から続く約6年の活動の蓄積から確立してきたXRカルチャーを、総勢50組以上のアーティスト/クリエイターたちが、エキシビション、ライブ、パフォーマンス、マーケット、トークショーによって表現する。

地下1階のGALLERY X BY PARCOではアーティスト支援プログラム「NEWVIEW OPEN CALL」で審査員/メンターの宇川直宏氏による審査によって採択された4組のアーティストによるインスタレーション、パフォーマンスが行われ、9階の特設会場では「NEWVIEW AWARDS 2022」受賞者の作品展示、XRアートコレクティブ「NEWVIEW CYPHER」の2023年参加メンバー21名による合同インスタレーションが展示される。

そして、同じく9階ではNEWVIEWの活動に参画してきたクリエイター15組のアートワークや雑貨を販売するクリエイターズ・マーケットと、多彩なジャンルのクリエイターのXR20作品をグラフィックに落とし込んだポスターの展示・販売も行われる。

さらに10階のComMunEとROOFTOP PARKでは、初日8日にオープニングパーティーとしてラッパーのmaco maretsによるライブ、DJで音楽プロデューサーのTaku Takahashi（m-flo）によるDJプレイなど様々なアーティストのパフォーマンスが行われる。そのほか会期中にはワークショップやトークも予定されている。

以下の画像はアーティスト支援プログラム「NEWVIEW OPEN CALL」採択者4組によるインスタレーション作品。《The Colossus on AIR》李静文、Jackson KAKI、菅野歩美、伊阪柊、徐秋成

DOMMUNE、MUTEK.JPともコラボ

イベント開催前の12月5日、6日にはNEWVIEWとライブストリーミングスタジオDOMMUMEがコラボレーションした番組『NEWVIEW DOMMUME』が配信される。XRを現実と仮想が溶け合う多元的な世界として、テクノロジー、思想哲学、文化など多様な視点で考察してきた実験番組の特別バージョンとして、OPEN CALLの採択アーティストのトークほか、スペシャルゲストの出演を画策中とのこと。

さらに、電子音楽とデジタルアートの祭典「MUTEK.JP」とのコラボレーションも実施。XRコンテンツのグローバルアワード「NEWVIEW AWARDS2022」のファイナリストでもあるTomoro Kinoshitaの作品「Humarium」が、「MUTEK.JP」の会場のひとつ渋谷ストリーム・エントランスホールと、NEWVIEW FESTの会場となる渋谷PARCOの2会場で展示される。

XRカルチャーの最前線を走るアーティストの作品が一同に集まる本展では、新たな表現方法の可能性やこれまでのアート作品にはない鑑賞体験が注目したい。

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