EVENT | 2026/09/05

サウナぎつねが棲みつく夜、北欧の物語が日本の湯けむりに溶け出す

フィンランド発アートブランドが埼玉の温浴施設とコラボ、10月8日始動

FINDERS編集部

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フィンランド人アーティストのサウナアートが日本の温浴施設を初めて彩る

フィンランドのサウナ文化を描き続けるアーティストPive Toivonen(ピヴェ・トイヴォネン)の作品世界が、2026年10月8日から埼玉の温浴施設に舞い込む。手がけるのは、愛らしい「サウナぎつね」たちを主人公にしたアートブランド「Kettu galleria(ケットゥ・ガッレリア)」だ。温浴施設「おふろcafe」を運営する株式会社温泉道場(株式会社ONDOホールディングス傘下)が、さいたま市の「おふろcafe utatane」でこのアートとのコラボレーション企画を開始する。

「Kettu galleria」は、ピヴェ自身を象徴する「サウナぎつね」を主人公に、旅先で出会う自然や建物、人々との交流を動物の姿を通して描くアートブランドである。著書『アートで楽しむサウナぎつねのフィンランド巡り』(アルソス刊)でも知られ、フィンランドのサウナ文化を柔らかな水彩画で伝えてきた。今回、そのアートを生かした空間装飾やメニュー展開は、日本では初めての取り組みとなる。

おふろcafe utataneは、これまでも北欧のサウナ文化を日本にいながら体感できる企画を重ねてきた施設である。フィンランド式のサウナ小屋「サウナコタ」を含む館内がサウナぎつねたちの物語で満たされることで、遠く離れた北欧の空気を身近に感じられる時間が生まれる。

空間装飾から宿泊コラボルーム、限定メニューまで広がる五感の体験

コラボレーションの内容は多岐にわたる。館内各所には今回のために描き下ろされたオリジナルイラストが空間装飾として展開され、サウナコタをはじめとする施設のあちこちにサウナぎつねの姿が現れる。単なる装飾にとどまらず、フィンランドの原風景を思わせる世界観の中に身を置く体験そのものが、この企画の軸になっている。

宿泊する来館者には、「Kettu galleria」のアートに囲まれた特別仕様の「コラボルーム」も用意される。カフェメニューではフィンランドの文化や景色をモチーフにしたオリジナルメニューが登場するほか、アートを生かした限定グッズも販売され、視覚だけでなく味覚や所有する楽しみを含めた五感で世界観を味わえる構成になっている。

日常の温浴施設としての機能に、旅先で出会うような物語性を重ねる試みは、サウナや温泉を単に「整う」場から、異文化に触れる小さな旅先へと読み替える試みとも言える。

コラボレーションを記念し、Pive Toivonen本人の来日イベントも予定されている。2026年10月10日(土)にはおふろcafe utatane(埼玉県さいたま市)、10月12日(月・祝)にはおふろcafe あげき温泉(三重県いなべ市)に来館し、フィンランドのサウナ文化に触れるトークイベントやサイン会、アート作品展示、サウナリチュアルなどを予定している。詳細は今後案内される見込みだ。

ピヴェ・トイヴォネンは、ヘルシンキ芸術デザイン大学(現アアルト大学)を卒業後、水彩画を中心にイラストレーションや美術教育など幅広い分野で活動してきたヴィジュアルアーティストである。作品を通じてサウナという文化装置を、暮らしに根差した物語として描き続けてきた経歴を知ると、館内を彩るサウナぎつねたちの表情もまた違って見えてくるはずだ。

フィンランドのサウナ文化にゆかりのある土地を訪ねずとも、埼玉や三重の温浴施設で異国の空気に触れられるこの機会は、遠出をせずに非日常を味わいたい人にとって、心をほどく週末のきっかけになるはずだ。


「Kettu galleria」× おふろcafe utatane コラボレーション
(アーティスト:Pive Toivonen(ピヴェ・トイヴォネン))
実施期間:2026年10月8日(木)〜

実施店舗:おふろcafe utatane(埼玉県さいたま市)

来日イベント(埼玉):2026年10月10日(土)
おふろcafe utatane
来日イベント(三重):2026年10月12日(月・祝)
おふろcafe あげき温泉(三重県いなべ市)

主催:株式会社温泉道場(株式会社ONDOホールディングス)


公式サイト
https://ofurocafe-utatane.com/