文：FINDERS編集部
起動時間は約1秒
iPadをはじめ、多くの機能を備えたタブレットは便利だが、一方で読書に特化したKindleシリーズなどが未だに人気を集め続けているのはなぜだろう。
一つ考えられるのは、「実際に使う機能はそれほど多くない」ということではないだろうか。ひるがえって、頻繁に使う機能の完成度が高ければ高いほど、そのプロダクトと持ち主との友情は深まっていく。
カラー表示デジタルノート「Hannsnote」はオランダに本社を置くビジュアルテクノロジーに特化した電機メーカーHANNspreeが生み出した電子ノート。メモやノートを電子で取ることに「特化」したデバイスだ。
メモを取るエリアとなるディスプレイには、800×1200pxの8インチのIPSディスプレイを採用。鮮やかな色味を再現する。
ペンは専用のものが用意されている。4096段階の筆圧感知を行いながら、ほとんど遅延を感じることなくスピーディな入力が行えるという。EMR方式（電磁誘導方式）で駆動するため、ペンの充電は不要だ。
バッテリー容量は5000mAh。待機状態でなんと1年はバッテリーを維持できるという。そして本体の起動時間はなんと1秒。思いついたその瞬間にメモを取り始めることができる。
他にも、メモデータはBluetoothでパソコンやスマホにシェアが可能。また専用アプリも存在しており、アプリ内でフォルダ分けやクラウド連携なども行える。
2021年に世界3大デザイン賞の一つ「iF DESIGN AWARD」を受賞した「Hannsnote」は現在Makuakeにて購入可能。
仕事の中でメモを取る回数というのは案外多いもの。メモに「特化」したプロダクトを導入してみると、思わぬ能率アップにつながるかもしれない。
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アイデア創出、思考の整理に特化 [カラー表示デジタルノートHannsnote]