ボンド役に意欲を見せる現「ボンド・ガール」も
一方で、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』で「ボンド・ガール」を務める女優のラシャーナ・リンチはクレイグとは別の意見を表明している。リンチは9月12日付の『The Guardian』で「ボンドは男性がなっても、女性がなってもいいはずです。白人でも、黒人でも、アジア人でも、混血でもいいですし、若くても、高齢でもいいはずです。もし2歳の子がボンドを演じる日が来たら、みんな映画館に駆けつけ、2歳の子が何をできるか見たいと思うでしょう?」と語った。
リンチは今作で、引退したボンドから殺しのライセンス「007」を引き継いだエージェントを演じている。ジェームズ・ボンドが男性であっても、「007」は必ずしもそうである必要はないようだ。
シリーズ第25作目となる新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は日本では10月1日に公開される。第26作目のジェームズ・ボンドは果たして男性、女性どちらが演じるのだろうか。