文:FINDERS編集部
1世紀分のプロダクトから読み解くデザインの移ろい
デンマークのオーディオブランド、Bang & Olufsenの新製品発売を記念したアーカイブ展『The B&O Design ‒From the Present to the Past‒』が6月16日まで東京・西麻布にあるKarimokuCommonsTokyoのギャラリースペース(1F)で開催している。
Bang & Olufsenは1925年にデンマークで設立され、高いデザイン性とオーディオ製品としてのクオリティを両立するプロダクトを生み出してきた。レコードプレイヤー「Beogram 4000」など多くの製品がニューヨーク近代美術館(MoMA)に所蔵されている。

MoMAに所蔵されているレコードプレイヤー「Beogram 4000」
本展では新製品のポータブルスピーカー「Beosound A5」および、これまでの作品のアーカイブ展示が行われる。普遍的な美しさを持ちながらも時代とともに変化してきた、同ブランドの約1世紀にわたるデザインの変遷を辿ることができる。

Beosound A5
さらにショースペース(2F・3F)ではスピーカーを複数シームレスに繋ぐ「マルチルーム」の体験が可能。NHKの連続テレビ小説『らんまん』の音楽を手がける作曲家の阿部海太郎氏によるオリジナル曲とプレイリストを、同ブランドのスピーカーで鑑賞することができる。
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『The B&O Design ‒ From the Present to the Past 』
期間:2023年5月12日(金)〜 6月16日(金)
会場:Karimoku Commons Tokyo
料金:無料