SNSで伝える固定観念を壊すメッセージ
子どもが生まれ、2人は勤めていた企業の仕事を辞め、コンテンツ制作と父親業にフルタイムで取り組む傍ら、家族の様子をSNSで発信。Instagramのフォロワーは約21万人、YouTubeのチャンネル登録者数は約6万3600人、TikTokに至ってはフォロワーが約110万人と大きな反響を集めている。
2人はSNSで、ダンスを楽しんだり、フォロワーの質問に答えたり、アリアちゃんの髪を結ったりと一家のポジティブな日常を投稿している。その一方で、親が男性カップルである家族の生活を示すという重要な目的があるという。
「自分たちが望む人生が可能であると知らない人が、たくさんいるように思えます」とジャウリスさん。「もし性的マイノリティーであったとしても、家族を持つことをはじめ、人生でできないことがあるなどとは思わないで欲しいです」とも。
さらに『Sheen』の取材に、「自分たちが受け入れられていないと感じることは誰にとっても辛いことです」「私たちは2人の父親が子どもを育てることが『不健康』であるという固定観念を壊したいと思っています」「私たちの子どもは愛に包まれていて、その愛が男女どちらの者であろうと関係はありません」と述べている。
言うまでもなく、子どもの成長にとって両親は非常に重要な存在。彼らに育てられた子どもたちが大きくなる頃には、さらに多様性に富んだ世界が実現していることだろう。