スマホ用アプリによる検査も視野
「VoiceUP」や「HowWeFeel」といった音声言語と健康状態の関係を調査するために開発されたスマホ用アプリに、新型コロナ感染の検査機能を組み込むことも視野に入れている。
新型コロナの治療薬やワクチンの研究開発は異例の速さで進んでいるが、通常なら数年かかるワクチン開発に伴う安全性や有効性を問題視する専門家も少なくない。
そんななか、音声言語の変化による感染検査の実用化や、検査機能を組み込んだスマホ用アプリなど、テクノロジーを駆使した感染拡大防止策を講じた新常態の確立は、コロナ後世界の企業の在り方や市民生活を下支えしそうだ。