文:滝水瞳
マスクは新型コロナウイルス感染防止のために世界で今、最も欠かせないアイテムの一つとなり、以前「マスクは不要」と言っていたアメリカのトランプ政権でさえもその着用を勧め始めた。
そんな中、世界的に有名な殺人鬼がマスクを啓蒙している動画に注目が集まっている。
ジェイソンがマスクの上からマスクを着用
ニューヨーク・マンハッタンの街中に突如現れたのは、映画『13日の金曜日』のジェイソン・ボーヒーズ。ホッケーマスクを被った不死身の殺人鬼だ。
「簡単ではない。マスクは人々を不快にさせる」とコメントとともに、ジェイソンは街中を歩くが、その風貌のため人に怖がられてしまう。公園や駅の改札でも避けられてしまい、大通りで手を上げてもタクシーは止まってくれない。「マスクは不快だ。私が誰なのか、みんなに分かってもらえたらいいのに」と、寂しそうな足取りで歩くジェイソン。
「マスクの下は、ごく普通の男だよ」とベンチで落ち込むジェイソンだったが、1人の少女から医療用マスクを手渡された。すると、ジェイソンはマスクを身に着けると、少女と互いにうなずき、「マスクを着用していると恐ろしいが、身に着けていないと命取りになる可能性がある」と訴えた。