LIFE STYLE | 2020/06/18

川に飛び込んで自ら命を絶ったご主人に会うため、橋の上で約1週間待ち続けた犬。健気な姿に胸打たれる

文:山田山太
人類と犬は良きパートナーとしていつの時代も絆を深めてきた。その関係は1万5000年前から続いていると言わ...

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ハチ公と並ぶ世界の忠犬

日本で忠犬と言えば、渋谷の駅前で10年間飼い主の上野英三郎を待ち続けたハチ公があまりに有名だが、世界には他にも多くの忠犬が存在する。

19世紀、スコットランドの首都エディンバラのグレイフライアーズには「グレイフライアーズ・ボビー」という犬が実在した。ボビーは市警だったジョン・グレイさんに2年間飼われ、1858年にジョンさんが死去してから14年間、毎日彼のお墓の横に座り続けたという。

ボビーは死後、飼い主だったジョンさんのお墓のほど近い場所に埋められ、付近のパブの前にはボビーの銅像も建てられている。また、1961年にはウォルト・ディズニー・プロダクションズによって映画化。『Greyfriars Bobby: The True Story of a Dog』として全米で公開された。

いつの時代も変わらぬ犬と人間の関係。この先も末永く続いていくことだろう。


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